湖に沈めた密閉空間で2週間、自給自足で生活する実験
オーストラリアのLloyd Godsonという海洋生物学者が、湖の底に沈めた密閉空間で2週間の間、自給自足で生活する世界初の実験「The BioSUB Project」を4月4日から開始したそうです。
食料はおろか、水や電気、酸素さえも自給自足するとのことですが、いったいどのようにして生活するつもりなのでしょうか。
詳細は以下の通り。
Man to Live Underwater for 2 Weeks (TreeHugger)
この記事によると、Lloyd Godsonが挑戦する、水中に沈めた密閉空間で2週間の間自給自足で生活する実験「The BioSUB Project」は、実験材料として「藻」を使うとのこと。
Lloydがサイクリングマシンに乗ることによって電気を生み出し、彼が吐き出した二酸化炭素を藻が酸素に変え、そして成長した藻を彼が食べることで、サイクルを形成するそうです。これによって生活に必要なものすべてが賄われるそうです。ちなみに生活が困難になった場合、途中で脱出することも可能。
公式サイトはこちら。
The BioSUB
密閉空間の大きさはこんな感じ。
これが実験に使う藻です。
サイクリングマシン。
実際に沈めているところ。
無事に成功するのでしょうか…。
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