ソフトウェア

Windows Vistaを全操作できる音声認識機能のデモムービー


一般向けには来年1月からの出荷を予定しているWindows Vistaですが、その最新機能の一つに「音声認識によってすべての機能を操作できる」というのがあります。

プログラムを起動するのも、ボタンをクリックするのも、あらゆる操作が音声のみで可能というわけです。特にページを見る際や画像を次々と見る際に重宝しそう。想像以上に強力です。

なお、マイクロソフトによるデモムービーではものすごい大失敗をしています。それも合わせて紹介。見比べると笑えます。
まずはうまく音声認識で操作しているデモムービーから。

Vista speech recognition screencast: It works! at istartedsomething

QuickTime版(28.8MB)

WindowsMedia版(23.3MB)

本当にあらゆる操作が音声のみで可能になっています。ブラウザのアドレス欄の入力なども可能で、認識したドメインの候補を一覧で表示して番号で選ぶなどが可能。ペイントも操作できるので簡単な作図なら声だけでできてしまいます。ソリティアなどのゲームも操作でき、本当に何でもできるという感じ。

マイクロソフトのサイトに詳細が書いてあります。

Windows Vista の音声認識のステップ バイ ステップ ガイド

ところが、なぜかマイクロソフトが行った音声認識デモは大失敗…。

Technobahn - マイクロソフト、Vistaの音声認識システムの公開デモが完全に失敗

ボエッチャー氏が「Dear Mom(親愛なるお母さん、句読点)」と読み上げるとコンピューター上には「Dear Aunt(親愛なる叔父さん)」と表示される始末。次に、誤って認識されてしまった箇所を修正しようと「fix aunt, fix aunt(『叔父さん』の部分を修正、『叔父さん』の部分を修正)」と入力しようとするが、まったく認識はせず。いろいろと回復を試みようとした挙句に表示された文章がこれだ。

「Dear aunt, lets set so double the killer delete select all(親愛なる叔父さん、殺し屋に2倍払って全てを始末しちゃってください)」


「親愛なる叔父さん、殺し屋に2倍払って全てを始末しちゃってください」…なんてシュールな文章なのでしょうか。この一件はロイター通信を通じて全世界に知られることになりました。

UPDATED-When good demos go (very, very) bad - Reuters Newsblogs

そして、その貴重な映像がこちら。

MSNBC deceived the public: Vista’s speech recognition demo at istartedsomething

会場でオオウケ。

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in ソフトウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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