フェラーリ 275 GTBがパリの街を信号無視で全力疾走するムービー
クロード・ルルーシュという有名な監督が1965年に撮影したといわれているわずか9分の短編映画らしいです。台詞は一切なし、ただひたすら監督自身の所有する「フェラーリ 275 GTB」で早朝のパリの街を本当にノンストップで全力疾走する恐ろしいムービー。
前半はともかく、後半になるともうギリギリでよけたり、間をすり抜けたり、トラックと衝突しそうになったり、道路上にたむろする鳩たちに突っ込んで○○したり、とにかく本物の「公道レース」状態。
Un Rendez-Vous - Claude Lelouch - 動画 Dailymotion
http://www.dailymotion.com/video/x1q9nmu
Claude Lelouch - C'était un Rendez-vous (1976) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-NJzrv4MaMo
C'était un rendez-vous de Claude Lelouch - Vidéos - Galeries - L'Automobile Magazine
http://www.automobile-magazine.fr/media/galeries/videos/c_etait_un_rendez_vous_de_claude_lelouch
正確にはこの短編映画は「ランデヴー」という題名。カメラはノーズ部分に固定されており、V12サウンドが響きまくりです。一体平均時速どれぐらいなのでしょうかね?
当然、ムチャクチャな運転なので撮影にあたって許可は取っておらず、公開と同時に監督は逮捕されました。ドライバーは名前が明かされなかったので逮捕されなかったそうですが、実は1955年のモナコGPをフェラーリで優勝した、1950年代を代表するF1ドライバーのモーリス・トランティニアンだそうです。映画にかける情熱に、凄まじいものがあります……。
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