「Windows対Mac OS X」のプロパガンダポスター

Woot.comというサイトの主催したコンテストで、過去のプロパガンダに関するポスターをいろいろと改造したもの。上記画像はその中で最優秀賞に輝いたものです。「OS X FOREVER」という題名だそうで…。
Woot : Winners' Gallery: the Best of Contest 69
http://www.woot.com/Blog/BlogEntry.aspx?BlogEntryId=1098

ほかにも凄まじいポスターがいっぱいあります。

なお、プロパガンダというのは要するに「扇動」であり、政治的に民衆をある一定方向へ動かすように世論誘導することを一般には指します。また、その情報の出所が明確であり、正確性や真実性も高いものを「ホワイト・プロパガンダ」、その逆で根拠不明なウワサから由来するものを「ブラック・プロパガンダ」と言います。

今回の「Windows対Mac OS X」のプロパガンダで言えば、ウインドウズは帝国主義であり、ウインドウズを使うということは支配され、奴隷としてマイクロソフトに隷属することであるというイメージを植え付けるのが最優先です。また、マッキントッシュに関してはその逆で「自由で解放的」なイメージを狙っており、Mac OS Xを使っているだけで崇高なことであるかのように鼓舞するわけです。

なお、戦争におけるプロパガンダについては下記のサイトがよくまとまっていますので、広報関係のお仕事に就いている人は一読しておけば非常に参考になります。

戦争プロパガンダ
http://www.daito.ac.jp/~uriu/thesis/2004/aoki.html