全世界で送られる電子メールは1日に600億通
そのうちのかなりの部分がスパムメール・迷惑メールとのことですが、現時点で正確に何パーセントがスパムなのかは把握できていないそうで。というのも、前年比で実に300パーセントも電子メールの量が増えているため。この背景には今までと同じスパム以外にも、いわゆる「フィッシング詐欺」に関するメールも増大しているのが背景にある模様。
というのも、スパムメールを送ると大体0.01パーセント程度が内容に反応して引っかかるわけで。こうなると、1回当たりの収益がより大きくなるフィッシング詐欺メールの方がどうせメール送信するなら…という話になると推測されます。
Personal Tech Pipeline | Now 60 Billion E-Mails Sent Daily
http://www.personaltechpipeline.com/news/186700787
こうやって送信されるフィッシング詐欺メールの大半は言うまでもなく銀行の名をかたって、オンラインバンキングに必要なIDやパスワードを要求する手口。インターネット全体のユーザー比率で行くと5%がひっかかっているとのこと…めちゃくちゃ多いような気がしますが、被害の大部分はアメリカ。昔から詐欺の手口が発達してきたお国柄なので、引っかける方も引っかかる方もかなり多いと言うことでしょう。
なお、ノートンインターネットセキュリティを開発・販売しているシマンテック社によると、昨年だけで実に800万件のフィッシング詐欺が試みられたそうです……がくがくぶるぶる。
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