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よくクリックされるGoogleAdSenseの条件3つ


これを試しに実行してみた結果、今まで1日10ドルだったのが1日700ドルになり、最終的には1日1700ドルの売り上げになったとのこと。一体何をしたのでしょう?GoogleAdsense担当者のブログからの実例に基づく効果的な最適化の報告。

Inside AdSense: Meet Ivan the optimiser -- but please, no paparazzi
この報告によると、この結果はいわゆるアドセンスへの最適化というのを施した結果、発生したようです。最初は468×60サイズのバナーをページ最下部に配置していたそうです。これをまず300×250の中間ほどの大きさのレクタングルに変更。配置場所を各コンテンツの一番上と一番下にそれぞれ変更。また、色合いを補色で構成。これで1日10ドルから1日100ドルに上昇させることに成功。最終的にはページの上と下から、ページの真ん中、つまりよくある記事の途中に埋め込んであるタイプの広告に変更。これで1日700ドルから1日1700ドルになったということのようです。

「そんなバカな!」
というのがほとんどのAdsense経験者の反応なのではないかと。よくよく考えるとページの一番下にあるだけでも1日10ドルなのだから、相当のアクセスがあると考えられます。逆に言えば、1日10ドルぐらい稼ぎ出すようなサイトであれば、以下の3つの条件を当てはめればかなり改善すると言うこと。

1.幅の広い広告フォーマットを選ぶ
多くの広告代理店の調査によると、同じ場所であれば、468×60よりも728×90のサイズの方が約7割ぐらい収益は上がるそうです。そのため、できるだけ幅が広いもの、あるいは面積の大きいものを選ぶのがよいとのこと。縦長のものを選ぶのであれば、できるだけ幅の広い縦長のものを選ぶのがコツのようです。

2.ページの真ん中、あるいは一番最後に置く
これはニュース記事やレビュー記事に効果的な方法。これはページビューが少ないときでも有効な方法で、GoogleAdsenseはページの内容の文脈によって広告内容が変化するため、文中や文末であればその内容に一番マッチした広告となり、クリック率が上昇するという仕組みのようです。逆にページビューがかなりある場合には、インプレッション型収益を目指して、ページのトップやページ右側の柱に置くと良いそうです。

3.ページのカラーと調和させる
これはGoogleAdsense利用者のほとんどが行っているであろうと思われる「ページにとけ込ませる」というものとは意味が違います。特に効果があるのは「補色」で広告の色を決めること。例えば黒い背景にはピンク色など、補色のパターンというのは決まっています。ページの背景ととけ込ませるべきなのは広告との境界線及び背景色であり、文字列自体はできるだけ補色で目立たせる方がよいようです。

カラーマッチングに関してはこちらの記事参照。


GIGAZINE - 統一された色彩を自動的に作るサイト「EasyRGB」

結局のところ、クリックしたいと思うような広告が表示されるか否かがポイント。昨今のブログでよく見られるとにかくそこら中に広告を貼って貼って貼りまくるというのはナンセンスというわけ。きっちりターゲットを絞って、その上で効果的な方法を選んでおけば、見た目にも違和感なく、あまり邪魔にもならず、興味のある広告が出たときには率先してクリックされる…そんな展開が可能になると言うわけです。

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in メモ,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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