セキュリティ

フランスの血液保存施設で冷蔵庫の設定を-30℃から110℃に引き上げるサイバー攻撃が発生、迅速な対応で血液製剤は無事


サイバー攻撃によってスーパーの冷蔵庫が50℃まで加熱されたフランスで、今度は血液の保存施設が標的になったことがわかりました。フランス血液研究所によると外部施設の冷蔵庫で、-30℃に設定されていた温度が110℃に変更されたとのこと。なお、警報を受けて、保存されていた血液製剤やサンプルは他に移されたため、被害は出ませんでした。

Blood banks targeted in latest European fridge cyberattacks
https://www.cnbc.com/2026/11/04/blood-bank-fridges-cyberattacks.html

Cyberattack on French plasma stores is enough to make your blood boil
https://www.theregister.com/security/2026/11/04/cyberattack-on-french-plasma-stores-is-enough-to-make-your-blood-boil/5307519

フランスをはじめとしてベルギー、スウェーデン、フィンランドなどヨーロッパ各地で、冷蔵設備を標的として設定温度を上昇させて品物に被害を与えるサイバー攻撃が発生しています。

ハッカーがサイバー攻撃でスーパーの冷蔵庫を50℃まで加熱 - GIGAZINE


今回はフランスの血液保存施設の冷蔵設備が標的となりました。自身は標的にならなかったというフランス血液研究所によると、3つの外部施設で冷蔵設備の設定温度が-30℃から110℃に引き上げられたとのこと。

これらの冷蔵設備には医療施設に配送される前の血液製剤やバイオバンク用サンプル、医薬品製造に用いられる凍結血漿などが保管されていました。


フランス血液研究所によれば、監視・警戒システムによって異常はただちに発覚し、影響を受けた機器をただちにオフラインにしたり、保管する場所を移したりしたため、保管物はいずれも無事だったとのことです。

フランス血液研究所は保健省やフランスの国家サイバーセキュリティ庁と協力して、監視を強化していると述べています。

なお、今回の攻撃がスーパーマーケットの冷蔵設備を対象に行われた攻撃と同じ経路を用いたものなのか、別の経路を用いたものなのかはわかっていません。

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in セキュリティ, Posted by logc_nt

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