オープンソースのホスティングコントロールパネル「ISPConfig」
共用サーバのホスティングサービスを利用していると、メアド作成とかはコントロールパネルにログインして行うのが普通です。が、もちろんこれらのコントロールパネル関連ソフトは、Linuxの知識がない人向けなのであまり複雑なことはできず、あくまでも日常的で煩雑な操作を簡単にブラウザから行いましょうというのが目的で、さらに高価。
このISPConfigは自分にはサーバ管理技術はあるが利用者にはそこまで期待できない、しかもお金もない場合に使えるオープンソースのコントロールパネルです。
詳細は以下の通り。
ISPConfig - OpenSource ISP management and Hosting Control Panel.
http://ispconfig.org/index.htm
バーチャルホスト、ドメイン、IPアドレスの各設定もできるし、FTPもBINDも大丈夫。POP3は自動返信の設定もできるし、MySQLのデータベースも操作可能。アクセス解析にはWebalizerを採用し、使用容量の制限もできる。もちろんメールボックスのサイズも制限できる。転送量制限もかけることができるし、SSL、SSI、シェル関係、挙げ句の果てにメールのウイルススキャンやファイアウォールの設定までできるとのこと。もちろんサーバの状態もリアルタイムに見ることができる。
対応OSはMandrake Linux 8.1から10.2、Mandriva 2006、Red Hat Linux 7.3から9.0、Fedora Core 1から4、SuSE Linux 7.2から10.0、Debian 3.0 (Woody) とDebian 3.1 (Sarge)、Ubuntu 5.04 (Hoary Hedgehog)、5.10 (Breezy Badger)、CentOS 4.1、CentOS 4.2。
インストール方法などはこちら。
ISPConfig - Documentation
こりゃすごいな、日本語版と日本語の詳細なマニュアルが欲しいところ。さくらの専用サーバに入れるためのマニュアルとかがあったらとってもウレシイかも。
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