ネットサービス

大統領選出馬表明をTwitterスペースで行ったらパンクして失敗、マスクCEOは「サーバーの不具合」と釈明


フロリダ州知事のロン・デサンティス氏が2024年に行われるアメリカ大統領選への出馬を表明しました。出馬表明は、Twitter上でリアルタイムの配信や会話が可能なスペースで行われましたが、予定時刻から始まったスペースは技術的不具合によって失敗し、25分間沈黙が続いたと報じられています。

DeSantis, Musk Twitter Spaces hurt by glitches
https://www.cnbc.com/2023/05/24/twitter-glitches-plague-desantis-presidential-announcement.html


Elon Musk fails to launch Ron DeSantis in disastrous Twitter Space - The Verge
https://www.theverge.com/2023/5/24/23736271/ron-desantis-presidential-bid-twitter-spaces-elon-musk-announcement


デサンティス氏は2023年5月24日に連邦政府へ書類を提出し、正式に大統領候補となりました。そして、大統領選への出馬をTwitterスペースで正式に発表する予定で、これは前例のない試みでした。

イーロン・マスクがTwitterを駆使して大統領選挙に介入する野望の実現へ向けて動き出す、まずはロン・デサンティスの大統領選出馬をTwitterスペースで一緒に発表予定 - GIGAZINE


マスクCEOは5月24日18時(東部標準時)に、自らホストとなってTwitterスペースを立ち上げました。しかし、モデレーターだったPayPalの元プロダクトリーダーであるデビッド・サックス氏がミュートを解除して会話を始めると、突然Twitterスペースにはサックス氏の声が大きく反響する事態となり、すぐに静かになったとのこと。デサンティス氏とサックス氏は何度もTwitterスペースを出入りしたため、およそ20分も沈黙が流れました。

当時のTwitterスペースの状況は、以下のツイートに添付されているムービーを見るとよくわかります。


その後、サックス氏が改めて別のTwitterスペースをホストし、無事にデサンティス氏は出馬表明を行うことができました。


記事作成時点では、Twitterスペースがどういった理由で失敗したのかはわかっていませんが、サックス氏が立て直したTwitterスペースで、マスクCEOは「問題の原因はサーバーの過負荷にあります」と述べています。また、サックス氏は「マスクCEOが立てたTwitterスペースで不具合が生じたのは、マスクCEOの1億人を超えるフォロワーからTwitterスペースに50万人以上も殺到したからでしょう。私の少ないフォロワー数だと(Twitterスペースが)うまく機能したようです」と語りました。

なお、マスクCEOは「現時点では特定の候補者を支持するつもりはない」と述べており、Twitterでは「すべての大統領候補者がこのプラットフォームを使うことを歓迎します」とツイートしています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「ペンタゴン近くで爆発」というフェイク画像がTwitter認証済みアカウントに拡散され株式市場が混乱 - GIGAZINE

Twitterで削除したはずのツイートとリツイートが勝手に復元されてしまうバグが発覚、自分の過去の削除ツイートが本当に消えているかどうか要確認 - GIGAZINE

Twitter Blueの加入者が「最大2時間・8GBの動画」を投稿できるように、長編映画がTwitterに違法アップロードされる懸念も - GIGAZINE

Twitterユーザーのアメリカ人の60%がTwitter離れを経験、うち25%が1年以内にTwitterを使用する可能性は低いと回答 - GIGAZINE

in ネットサービス,   動画, Posted by log1i_yk

You can read the machine translated English article here.