ビル・ゲイツらビジネスの大成功者が成功以前にやめた悪癖とは?
by Isabell Winter
Microsoftの創業者であるビル・ゲイツ氏、テスラやSpaceXの創業者であるイーロン・マスク氏、総合エンタテインメント企業を傘下に収める2929 Entertainmentのマーク・キューバン氏には、それぞれ大成功を収める以前にやめた「悪いくせ」があるそうです。「やめたら成功する」とは言い切れませんが、ひょっとすると成功したい人にとっては参考になるかもしれません。
Bill Gates, Elon Musk and Mark Cuban quit these 3 bad habits
https://www.cnbc.com/2018/10/08/bill-gates-elon-musk-and-mark-cuban-quit-3-bad-habits-before-success.html
◆やらなければならないことをぐずぐずと先延ばしにする
ハーバード大学に入学したころの若きビル・ゲイツ氏は、とにかくなんでも先延ばしにするタイプでした。この悪癖は「『何もしなかった』ということを見せつけるのが好きだった」と本人も語るぐらい筋金入りのもので、試験も2日前になるまでは何もしなかったそうです。それでも成績はほぼAで、わずかに、有機化学が講義ビデオの音声不良によってC+しか取れなかったぐらいだとのこと。
しかし、ビジネスの世界に入ると「納期の直前まで何もしない」ではお話にならず、ゲイツ氏は数年かけてこの悪癖を修正したそうです。
◆カフェイン中毒
イーロン・マスク氏は「週120時間」という労働時間を実現するために、大量のカフェインを摂取してきました。2014年に自動車情報メディアのAUTO BILDのインタビューを受けた際には「いつも1日に8本のダイエット・コークを飲んでいるけど、今日は1本か2本しか飲んでいない」と発言しています。
Tesla CEO Elon Musk (2014) - YouTube
このほかに、コーヒーも1日に1~2杯は飲んでいて、完全にカフェイン中毒状態だったマスク氏は、その後、カフェインを摂取する代わりに水を飲むようになったそうです。
◆コミュニケーションの改善
2929 Entertainmentの共同オーナーであり、NBAのダラス・マーベリックスのオーナーでもあるマーク・キューバン氏は20代のころ、共同でベンチャー企業を立ち上げたパートナーのマーティン・ウッドール氏に対して、経営をめぐって怒鳴りつけるようなことをしていたそうです。しかし、時が経つにつれて、自分が叫ぶことで周囲の生産性や収益性、競争力が低下していることを知り、叫び声が「百害あって一利なし」であると実感。
もともとキューバン氏は自身のブログでウッドール氏のことを「これまでの人生で出会った中で最も魅力的な人物」と評するなど高く評価していて、ちょうどお互い補完し合えるような存在であったことから、しっかりコミュニケーションを取ることで、さらに強力なチームとして動けるようになっていったそうです。
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