ユニクロが衣料品用の自販機を空港に設置、一体何を売るのか?
ユニクロが、衣服を売る自販機をアメリカの空港に設置しました。斬新な販売スタイルは、アメリカ市場で苦戦するテコ入れになるのか、注目が集まっています。
Uniqlo Tries New Approach: Shirts in Vending Machines - WSJ
https://www.wsj.com/articles/uniqlo-will-sell-clothes-from-vending-machines-1501675201
Uniqlo's airport vending machine will help correct your packing errors
http://www.telegraph.co.uk/travel/news/uniqlo-to-go-airport-vending-machine/
ユニクロは2017年8月2日にオークランド空港に自動販売機「Uniqlo To Go」を設置しました。販売する商品は、「ヒートテック・シャツ」とコンパクトに収納できる「ウルトラダウンジャケット」というユニクロの主力製品です。
「Uniqlo To Go」は大型のタッチパネルで製品を選択します。
ウルトラダウンジャケットは小さな紙製の箱に、ヒートテック・シャツは缶に入れられます。
こんなケースが商品まで移動して……
ピックアップしてくれる模様。
訪れる海外の目的地の気候が出国地の気候と全く違うということは往々にしてあり、夏の暑い時期にも関わらず長袖シャツや防寒着が必要になるということはあり得ます。防寒着を忘れてしまった場合でも、コンパクトに収納できるウルトラダウンジャケットやヒートテック・シャツを空港で購入できるメリットは大きそうです。
なお、ユニクロはあえて製品を2種類に絞り込むことで、サイズやカラーバリエーションを豊富にそろえているとのこと。また、サイズが合わない商品などは店頭や郵送で返品することもできるそうです。
ユニクロは2017年8月10日にロサンゼルス、17日にヒューストン、22日にニューヨークなど合計10都市でUniqlo To Goを設置する計画だとのこと。当初の計画通りに進まないアメリカでのプレゼンスを高めるために、ユニクロは今後も駅、ショッピングセンター、映画館などにUniqlo To Goの設置を計画しています。
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