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「GoogleやFacebookの広告から来るトラフィックの9割は役に立たない」とあるサイトが分析結果を公表

by Si1very

普通のユーザーであれば、ウェブサイトを開いたあとはおおむね上から順に見ていくはずなのですが、GoogleやFacebookの広告から来た訪問者の9割はまったく違う動きをしているということを、キャリア支援サイトの「You Exec」が明らかにしました。

Google & Facebook ad traffic is 90% useless. — You Exec
https://youexec.com/dev/2017/1/14/google-facebook-ads-traffic-is-useless

You Execでは、一般的な訪問者とGoogle・Facebookの広告から来た訪問者の大部分との間で「サイトの見方」に大きな差があることに気付き、サイト上でのユーザーの動作を再現できるFullStoryを使って、その差を可視化しました。

通常のユーザーの動きはサイトに来た後、おおむね内容を上から順にチェック、途中で気になるところに引っかかったり、あるいは最後まで行ってから戻ったりします。(画像クリックでアニメーションGIFが開きます)


一方、GoogleやFacebookの広告から来た訪問者は、マウスカーソルをほとんど動かさず、スクロールも一方向のみ。しかも、その早さはとても内容を読んでいるとは思えないものです。(画像クリックでアニメーションGIFが開きます)


同様に、広告からモバイル版にやってきた場合はひたすら下までスクロールした後、ページ最下部に到達するとページを閉じてしまったとのこと。

You Execが100件単位のトラフィック内容を確認したところ、普通のユーザーだと考えられるものは10件に1件だったそうです。つまり、やってきたトラフィックのうちの9割は「ユーザーではない何か」だということになります。


このこともあって、You ExecはGoogleやFacebookでの広告キャンペーンを中止しました。その結果、自然な状態でのCTR(クリックスルー率)CVR(コンバージョン率)に比べて、GoogleやFacebookでのキャンペーン実施時は数字が8割~9割悪かったことがわかりました。トラフィック内容を考えると、納得の数字です。

もちろん、これはあくまでYou Execの結果であって、すべてに当てはまるものではありませんが、同じような傾向を感じている人は、トラフィック元について考えた方がよいかも。

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in メモ, Posted by logc_nt

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