サポート終了したTweetDeckの感覚で使えるマルチアカウント対応Twitterクライアント「Tweeten」
Twitterが2011年に買収し、公式クライアントとして提供していた「TweetDeck」はその使い勝手の良さから愛用する人が多かったのですが、2016年3月にソフトウェア版のサポートが終了してからは、ウェブ版の使用が推奨されてきました。そんな中で、新たに開発が進められてきた「Tweeten」はソフトウェア版とブラウザプラグイン版が提供されており、ソフトウェア版は従来のTweetDeckのような感覚で使えるものとなっています。
Tweeten
http://tweeten.xyz/
Tweetenの外観はこんな感じで、複数のコラムを横に並べて一度に閲覧・管理できるというもの。マルチアカウントにも対応しており、複数のアカウントを同時に利用することができます。
インストールする場合は公式ページを訪れ、Windows版とMac版、そしてChrome版とEdge版のいずれかを選択します。なお、記事作成時点でTweetenはベータ版となっている点は要確認。
今回はWindows 7 64bit版をインストールしてみます。
インストーラーがダウンロードできたら以下の画面が表示されるので「実行」をクリック。
インストール先を確認して「Next」をクリック。
スタートメニューの登録先も確認して「Next」をクリック。
特に必要がなければデスクトップアイコンの作成はチェックを入れずに「Next」をクリック。
最終確認をチェックして「Install」をクリックするとインストールが始まります。
インストールが完了したら「Finish」をクリックするとTweetenが起動します。
インストール後の画面はこんな感じ。初期画面では最初に設定したアカウントが表示されますが、アカウントを追加してコラムを増やすことが可能。
画面左下のアイコンをクリックして、追加したいアカウント名とパスワードを入れて「ADD ACCOUNT」をクリックすると……
新しいアカウントが登録されました。ただしこの状態ではまだコラムは表示されていないので……
「+」アイコンをクリックして表示される画面から「HOME」を選ぶことで、コラムの追加が可能。このあたりは旧TweetDeckと同じ操作方法です。
追加するアカウントを聞いてくるので、アカウントを選んで「ADD COLUMN」をクリックすると……
コラムが追加され、2つめのアカウントのホーム画面が表示されました。
設定画面では、表示テーマを「Dark」と「Light」から選択することが可能。ただし、記事作成時の環境ではうまく切り替えることができませんでしたが、これはベータ版特有のバグの可能性も。その他、文字表示の行の高さを変えたり、フォントサイズを5段階に調整することが可能でした。
しばらく使ってみると、やはり単体ソフトウェアで複数のTwitterアカウントを管理できるのは便利だと感じました。特にヘビーユーザーには便利なソフトウェアとなりそうです。
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