モジュラー形式でドローンからホバークラフトまで思い通りに変形可能な「Airblock」
ドローンやラジコンは、すでに完成された製品を購入するのが一般的ですが、モジュラー形式で自由自在に組み立てられる「Airblock」が登場しました。プロペラをさまざまな方向に組み合わせることで、飛行するドローンや地上走行可能なホバークラフトなどに変形させることができます。
Airblock: The Modular and Programmable Starter Drone by Makeblock — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1818505613/airblock-the-modular-and-programmable-starter-dron/
Airblockがどのような製品かは以下のムービーから確認できます。
空中を飛んでいる円形のドローンがAirblockです。
上から見ると、6つのプロペラが付いているのがわかります。
プロペラはマグネットでコントローラーコアに装着しているたけで、簡単に取り外し可能。
モジュラー方式なので、ドローン以外のものにも変形できます。
コントロールコアにプロペラを2つ搭載すれば、自動車のようなラジコンに変形。
同梱されているドックにプロペラを4つ付ければホバークラフトに。
しかも水陸両用で遊べます。どのように組み立てるかはユーザーのアイデア次第です。
専用のアプリをBluetoothで接続して操作。
操作はシンプルになっていますが、屋内でドローンを飛ばすとどうしても障害物にぶつかってしまうことがあります。
障害物にぶつかって床に落ちてしまっても、モジュラー方式なので問題なし。また、モジュールは発泡プラスチックを素材に使っており、衝撃や落下でも壊れにくくなっています。
また、専用のアプリでAirblockの動きをプログラミングで設定可能。専用アプリでのコーディングは、子どもでもできるくらいわかりやすくなっているとのこと。
Airblockで遊ぶことで、子どもがプログラミングを自然に学ぶこともできます。
Airblockに同梱されているのは「1:コントロールコア」「2:プロペラモジュール×6」「3:スペアプロペラモジュール×6」「4:プロペラシールド×10」「5:ホバークラフトベース」「6:充電器」「7:リチウム電池」「8:USBケーブル」。
Airblockの大きさは6つのプロペラを装着させたときで直径235×高さ54mm。1回の充電で6分間の動作が可能。最高高度は5mで、操作可能範囲は10mとなっています。
AirblockはクラウドファンディングのKickstarterで出資を募集中。記事作成時点で、目標出資額の10万ドル(約1040万円)を大きく上回る23万5554ドル(約2445万円)を集めることに成功しています。119ドル(約1万2000円)の出資でAirblockを1台ゲット可能。記事作成時点では、99ドル(約1万円)のアーリーバードが285個残っていました。なお、日本への郵送は別途20ドル(約2000円)かかり、出資締め切りは2016年12月14日(水)22時です。
Airblock: The Modular and Programmable Starter Drone by Makeblock — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1818505613/airblock-the-modular-and-programmable-starter-dron/
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