ハードウェア

あちこちにペタッと貼り付けるだけでスマホ対応温度センサーになる「ThermoPeanut」


まるでピーナッツのように中央がキュッとしまった形状で、かわいい見た目が特徴的な温度センサーが「ThermoPeanut (サーモピーナッツ)」です。ThermoPeanutはスマートフォンと接続することで温度モニタリングが可能なデバイスで、今後登場する予定の他のセンサーと組み合わせることで「スマートホーム」を実現できるデバイス群の一翼を担うことになります。

ThermoPeanut • Sen.se
https://sen.se/peanut/thermo/

This tiny sensor is shaped like a peanut and tracks temperature changes | The Verge
http://www.theverge.com/circuitbreaker/2016/9/1/12742158/colorful-peanut-shaped-sensor-line-announced

iPhoneと並べて置かれているピンク色のデバイスThermoPeanut。センシングデバイスで生活をサポートする機器を提供する企業・Sen.seが開発したガジェットです。機能としては「温度を測る」ことに特化したデバイスですが、スマートフォンと連動することで継続的な測定を可能にしています。


例えばこのように、食品を保存する収納庫の壁にペタッと貼り付けておけば、あらかじめ設定しておいた周期で定期的に温度を測定して……


スマートフォンにBluetoothで温度情報を送信します。専用のアプリでは以下のようにグラフを表示できるほか、「Nest Thermostat」と連動して空調管理を行ったり、IFTTTのトリガーとして使ったりすることも可能になります。


用途はさまざまで、赤ん坊の部屋の壁に貼り付けておけば快適な室温管理ができ……


バスルームの室温をモニタリングすることも可能に。


ベッドルームに貼り付けておけば、快適な睡眠環境を整えることにも役立ちそうです。


機器のスペックは以下の通り。大きさは45×25×5mmで、本体色以外はどこに貼り付けてもほとんど気にならないレベル。BluetoothLEでスマートフォンと連携し、ボタン電池で最長6か月間の使用が可能で、測定可能温度は摂氏マイナス20度から60度までとなっています。


ThermoPeanutは1個29ドル(約3000円)で販売中。Sen.seでは今後、セキュリティ機能を持たせた「SafePeanut」やサイフに入れておけば紛失を防ぐことができる「ProximityPeanut」、水漏れを感知する「HydraPeanut」、ドアの開閉をモニタリングする「DoorPeanut」、そしてカスタマイズ可能でIFTTTの機能を割り当てることができる「PeanutButton」などのシリーズ製品群が登場させる予定にもなっています。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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