映画「聲の形」の初公開カットを多数含むWEB PV映像公開、入場者プレゼントは描き下ろしエピソード


2016年9月17日に公開される映画「聲の形」のWEB PV映像が公開されました。2分32秒の中には、これまで公開されたPVや予告、CM映像に出てきていないような初公開カットも盛り込まれています。

映画『聲の形』 ロングPV - YouTube


主人公はガキ大将の石田将也。


小学校6年生の時、将也のいるクラスに聴覚障害者の西宮硝子が転校してくるところから物語ははじまります。


将也は硝子に対して“無邪気な好奇心”を持ちます。そしてそれは「いじめ」という形で現れることに……。お互いが抱えている思いはすれ違いの中で伝わらず、硝子は転校。これが将也にとっての大きな運命の分かれ道となります。


そこから5年。将也は偶然に硝子と出会い「俺と西宮、友達になれるかな?」と気持ちを伝えます。そして、2人は距離を置いていた同級生たちと会い、止まっていた時間が動き出すのですが……。


将也が高校で新しく出会う事になる永束、そしてややこしい事情を持つ結弦。


小学校時代の将也の同級生で、硝子と手話で会話しようとしていた佐原。


同じく同級生で、かつては将也たちとつるんでいた植野。


同じく同級生。今も高校でクラスメートの川井。


高校で新たに出会う間柴。


将也と硝子、そしてそれを取り巻く人々の微妙な関係が描かれます。


原作は大今良時によるマンガで、2008年の週刊少年マガジン新人マンガ賞では「圧倒的な演出力の高さに、選考会議で称賛の声が続出」と高い評価を受けて入選しました。

大今が冲方丁の小説「マルドゥック・スクランブル」の漫画版でデビューしたのち、2013年にリメイクされて読み切り版として掲載され、その後、週刊連載が行われました。この連載版は、開始時から全体構成を考えた上で当初から10巻以内に収めるつもり描かれていて、その予定の通り、2014年12月刊行の7巻で完結。朝日新聞社主催の第19回「手塚治虫文化賞」新生賞、宝島社「このマンガがすごい!(2015年版)」オトコ編1位などを獲得しています。

映画は原作の一部エピソードを切り取るのではなく、オリジナルの部分も入れつつ、全体をうまく構成し直した作品。本編は129分で2時間越え。これは全7巻の展開をある程度のところまで削った上で、ぎゅぎゅっと凝縮してなお129分必要だったとみるべき。そのため、原作を知っていても知らなくてもまったく問題のない作品となっています。

アニメになることで「マンガが動いたらこうなるのか」という点だけではなく、音声が入ったというのは大きな変化。特に、メインキャラクターである硝子が聴覚障害を抱えている本作において、音声は重要な要素であり、見ているこちらにまでいたたまれない思いが伝わってくるようなシーンもあります。


原作とは印象の変わったキャラクターもいるので「あのキャラが嫌いだから読むのをやめた」という人でも大丈夫……かも。


ちなみに入場者プレゼントとして、原作でも映画でも描かれていないオリジナルストーリーを大今さんが連載終了後2年ぶりに描き下ろした「映画『聲の形』 Special Book」が配布されます。


中身のサンプルはこんな感じ。配布期間は9月17日から9月30日ですが、なくなり次第終了です。

©大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

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