かき氷をずんだでサンドしている村上屋餅店の「づんだミルク」
宮城県を代表する食べ物の1つに、枝豆をすりつぶして作る「ずんだ」を使った「ずんだ餅」があります。郷土料理としてよく知られる「ずんだ」の利用はこうした伝統的な和菓子にとどまらず、仙台市内にある村上屋餅店では、ずんだを使った「ずんだかき氷」を食べることができます。このお店の特徴として「かき氷がずんだでサンドされている」らしいので、暑いうちに食べに行ってきました。
お店の所在地は仙台市青葉区北目町2丁目38、Googleマップでいうとこのあたり。JR仙台駅から1km強ほどの距離。
お店の2階部分に「餅」の文字。
緑色ののれんが目立ちます。「名物づんだ餅」ということで、このお店では「づんだ」表記。「ずんだ」「づんだ」のほかに「じんだ」や「ヌタ」などと呼ぶ地方もあるようです。記事中では「ずんだ」で統一しています。
店内にはちょっとだけ飲食スペースが設けられていて、その場でお菓子を購入して食べることもできます。
かき氷は11種類。もちろん、注文するのは「ずんだミルク(づんだミルク)」(660円)。
こんもりと丸い山のように盛られた氷に、たっぷりのミルクと鮮やかな薄緑色のずんだ。
「甘ったるい」ともいえる甘みのあるミルクと、粒状感がありつつ柔らかなあまみのあるずんだは、口の中でケンカすることなく、まろやかに溶け合っているような感覚。フルーツをのせたり、シロップをかけたり、あんこや白玉をのせたりと、かき氷にはいろいろな食べ方がありますが、しっかりと氷に載っかって重量感のあるずんだはかなり相性がいい気がします。
「ずんだウマイ!」と食べ進めていると、氷だけが極端に残ってしまうことになりますが……
氷の底からもう一層のずんだが登場。再び「ずんだウマイ!」を繰り返すことができます。
せっかくなので、かき氷以外に「三色餅(ずんだ・ごま・くるみ)」(640円)も注文してみました。
それぞれ丸餅がたっぷりのごまペーストやずんだに包まれています。これはぜひ、熱いお茶とともに食べたい品です。
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