ニューヨークで最も高い寿司レストラン「Sushi Ginza Onodera」で4万円の「おまかせ」を食す
銀座おのでらは2013年のオープン後、アメリカ・中国・フランスなどに店舗を広げていますが、そのうちのニューヨーク店が「ニューヨークで最も高いスシ・レストランの1つ」としてYouTubeチャンネルのEater で注目されており、400ドル(約4万2000円)の「おまかせ」がどのようなものなのか、公開されています。
What $400 Gets You at One of NYC’s Most Expensive Sushi Restaurants — Consumed - YouTube
ニューヨーク公共図書館のすぐ近くの道沿いに……
「SUSHI GINZA ONODERA」と書かれたお店を発見。
画像に写っているのがシェフとして紹介されている齋藤正樹さん。
店内は禁煙です。
SUSHI GINZA ONODERAの夜のメニューは300ドル(約3万2000円)と400ドル(約4万2000円)の「おまかせ」コースのみ。今回は400ドルのコースを食していくようです。
まず登場したのは「バンブージンジャー」。レポーターのKat Odellさんが「技を見せてください」とお願いすると……
左手親指でバンブージンジャーを押さえながら、包丁で横向きにスパスパとスライスしていく齋藤さん。
「指を切ってしまったりしないのですか?」とOdellさんが尋ねると……
「1度だけ。すごく酔っている時に」と斎藤さん。
ということで、まず出てきたのは茶色いおわん。
中から出てきたのはタコの足。しょうゆ・みりん・酒・砂糖で味付けされています。
お皿に盛られたタコを食べるOdellさん。
「すごくおいしい。タコは硬いのに、これは信じられないくらいに柔らかい」と語ります。
続いて登場したのは「沖縄県本島」と書かれた札の貼られた塊。
巨大なマグロの切り身が出てきました。
スラリと刀のような包丁を取り出す斎藤さん。
左側から大トロ→中トロ→赤身となっています。
トロの部分は牛肉のような脂ののり具合です。
取り出したばかりのマグロは黒っぽい色合いですが、酸素に触れることでだんだん色が鮮やかなピンク色になってくるとのこと。
わさびをすり下ろして……
マグロのすしにはタレを塗っていきます。
まずは赤身を食べるOdellさん。
さらに、トロも食べていきます。
これもタレがたっぷり塗られています。
タレにはゆずが使われているらしく、「タレに入っている味がすごく好き。いろんなフレーバーが互いをひき立てあっている」と語るOdellさんに、「もしゆずが上にトッピングされていると、フレーバーが強くなりすぎてしまうんです。タレの中にいれることで、全てがブレンドされて、かむごとに味が広がります」と斎藤さんは説明。
続いて登場したのは鯛の昆布締め。
これもパクリと一口で食し、「すごく繊細で甘い」とコメント。
そして、ウニがこんもりと盛られた「ウニ・マウンテン」
食べると……
思わず手が動きだすOdellさん。「すごくすごくすごくおいしい。とてもクリーミー」と興奮気味です。
次はあんきもに……
ソースをかけたもの。
薬味がトッピングされていきます。
これもクリーミーでリッチで、ワインと合いそうな味だそうです。
さらに、巨大なアワビが登場。
この大きさになるまで5年はかかるそうです。
柔らかく煮たアワビはソースをつけることによってさらにおいしさが増す、とのこと。
穴子寿司。ここでOdellさんが「『おまかせ』はどういう意味なのですか?」と尋ねます。
「『おまかせ』では全てがシェフにゆだねられます」と斎藤さん。
「伝統的な江戸前スタイルですしが食べられるということなのですね」と返しつつ穴子寿司をモグモグ食べ進めていきます。
エビはみその部分を細かく刻んで……
身の内側に塗ります。
すしとして提供。
Odellさんは「エビは甘くて、みそが入っていることで風味がより感じられる。みそによってクリーミーさも増しているし、フレーバーが層になっているのがわかる」と熱く語ります。
最後は甘いケーキと……
斎藤さんお気に入りのソフトクリームで締め。
なお、銀座おのでらはすし・鉄板焼き・天ぷらという3つのスタイルでお店を展開しており、上記のムービーに登場する「鮨 銀座おのでら」は銀座・上海・ハワイ・ロサンゼルス・ニューヨーク・パリに店舗があります。
銀座おのでら | GINZA ONODERA
https://onodera-group.com/
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