iOS 10ではLightningケーブルに水分が付着していると端末の充電が切断される

スマートフォンでは過充電などにより端末が爆発するといった事故がしばしば報告されますが、そういった問題の解決につながるかもしれない新機能が「iOS 10」には搭載されていることが明らかになりました。

Has anyone else seen the "liquid detected" warning when charging? : iOS10
https://www.reddit.com/r/iOS10/comments/4tt620/has_anyone_else_seen_the_liquid_detected_warning/

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https://imgur.com/a/OaGlZ

話題になっているのはiOS 10ベータ版で表示される以下の画面。画面の最上部には黄色の三角マークに水滴マークが描かれており、さらに「Lightningアクセサリの接続を切断します」と表示されています。その下には、「Lightningコネクターで水分を検知しました。あなたのiPhoneを守るため、Lightningアクセサリーとの接続を切断しました。コネクターを乾かしましょう」と詳細が書かれています。

さらに、画面中段の「Ignore」をタップすると「Ignore Warning？(警告を無視しますか？)」という表示と共に、「この警告を無視すると、あなたのiPhoneが損傷する可能性があります」という警告文が表示されます。 ここで「Ignore」をタップすると……

再び「この警告を無視すると、あなたのiPhoneに回復不能な損傷が生じる可能性があります」という警告文が表示されます。

reddit上でiPhoneの水分検知画面を報告したMarvelkicksというユーザーいわく、「ケーブルは乾燥していたものの、冷蔵庫から取り出したばかりのコーラが側に置いてあった」とのこと。MarvelkicksはiPhoneの水分検知は「Lightningピンの間を電流が直接流れた際に画面が表示されるのでは？」としています。

実際にiOS 10のベータ版をiPhoneにインストールしたユーザーが、以下のムービーの1分あたりでこの特徴を再現しています。

iOS 10 Beta 3 - 40+ New Features & Changes Review! - YouTube


まずはiPhoneにLightningケーブルを……

接続します。この時点では何も問題ないようです。

しかし、Lightningのコネクター部分を手で持ってぐらぐら動かすと……

画面が「Lightningアクセサリの接続を切断します」の表示に切り替わりました。

どのような条件で「Lightningアクセサリの接続を切断します」の警告が表示されるのかは記事作成時点では不明ですが、iPhoneやiPadのLightningケーブル関連の故障が減少することにつながることに期待です。