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ビジネスメールをゴミ箱にポイ捨てされないようにする21のオープニングライン(導入文)とは?


ビジネスをする上で、顧客または潜在的顧客に対する営業メールは、まずは相手に中身を読んでもらうことが大切で、実のところはそれが非常に難しいものです。相手に関心を持ってもらい、見出しでメールを「即ゴミ箱行き」にされないために、有効な導入文のパターンはこんな感じです。

21 Cold Email Opening Lines That Will Make Your Sales Leads Warm – Integrated Suite of Business Apps
http://blog.teamwave.com/2016/03/31/21-cold-email-opening-lines-that-will-make-your-sales-leads-warm/

中小企業向けのアプリやCRM、プロジェクト管理ソフトを手がけるTeamwaveが、ゴミ箱行きを防ぐビジネスメール導入文21例を挙げています。いずれの導入文も「パーソナライズ」と「価値提案」が大切なエッセンスとなっているそうです。

◆01:○○(共通のプロジェクト)でご一緒させていただきました。
相手も関わった共通のプロジェクトを挙げることからメール本文をスタートすると、他の問題を解決する方法について、解決法を共有することができると分かってもらいやすくなります。

◆02:○○(イベント・会議)のプレゼンを見て、□□(問題解決法)について感銘を受けました。
誰だって自分のプレゼンテーションを見てもらえたことを喜ぶものです。相手のビジネスの中に自身のビジネスと関連があることを見つけ出し、前述のプレゼンの内容と結びつく解決策を提供できることを理解してもらうことは大切とのこと。

◆03:あなたが直面している問題を知りました。私たちなら○○という方法で解決できるかもしれません。
相手の抱えている問題を直接ズバリと明示することは、一気に議論の階段を上らせます。問題解決のための方法は、画像や統計情報など視覚的要素を使って提示することが、相手の関心を長く維持して一緒にビジネスをすることにつながります。


◆04:あなたの○○社での仕事を知りました。□□(問題)への取り組みや努力が印象的だと感じました。
まずは相手やその会社の成果を探すことが肝心。その成果をさらに助けることができるならば、「そのサービスが(相手の)会社の成長を加速させる」と考えてもらえます。

◆05:あの○○(成果)、おめでとうございます。
相手の出した成功を認識しフォローしておくことが、より強固な関係をつながるチャンスになります。

◆06:もしも問題を解決したいとお考えなら、このメールが解決法になるかもしれません。
「if……, then……」(もしも○○ならば、そのときは□□)文は、相手の注意を引く典型的な手法です。


◆07:○○(その業界のトレンド)を検索中にあなたの□□(記事・ブログ)に出くわしました。素晴らしい洞察力をお持ちですね!
相手の書いたものに言及して、自身が提供するサービスとの関連性を示すことは、メールへの注目を集めることにつながるとのこと。

◆08:○○(ある統計情報)について、どう思いますか?
ビジネス相手が知らないであろうその業界に関する統計情報を提示することは、自身の業界への専門的知見の高さを伝えることになります。

◆09:あなたの○○(ブログ・SNS)をフォローしています。ぜひ議論したい話題があります。
相手の専門的分野について「学びたい」と伝えることは、相手の心のドアを開くきっかけになるとのこと。

◆10:私もあなたと同じように少数派なようです。
誰もが自分と気の合う人を求めているもの。同じ少数派に属するということは、相手との親密な関係構築に大いに役立ちます。

◆11:○○(最新イベント)であなたの会社について見ました。私の会社も同じような問題に直面しています。ぜひ、解決策について指摘差し上げたいのです。
相手の会社の最新の状況を常日頃からチェックしておき、重要な出来事が起こる度に「提案させてほしい」と願い出ることが大切とのこと。


◆12:大量のメールに忙殺されているのでは?私なら直接的なポイントに絞って○○(利益を得られる見込み)について話せます。
予測しやすい価値判断を与えたり、特定の問題への鋭い解決策を単刀直入に提示できれば、ビジネスを進展させるのに有利に働きます。

◆13:あなたの投稿を長年読んできました。○○(その業界の最新のニュース)についてどうお考えになるのか気になります。
この質問の仕方は、相手がその分野について高い見識があるということを伝えて敬意を払えると同時に、相手の考えを得られる利点があるとのこと。会話を続ける中で、共通項を見つけ出せれば、ビジネスを進展させられる手がかりになり得るとのこと。

◆14:○○(特定の問題)に関する解決策を持っています。
単刀直入に切り出して、すぐに詳細な説明に入ることも得策とのこと。

◆15:私は○○社の目標達成を助けました。
すでに同じような企業の助けになったという実績は、同種の見返りを相手に簡単に想起させられます。

◆16:私はあなたを助けられるのではないでしょうか。
この文面で始める場合、直後の文で提供できる利益を直接的・明示的に提示するのがポイントとのこと。

◆17:あなたが○○(ある利益)についてどうお考えか分かりません。しかし、私はこう考えています。
このような自身の見解を伝えることは、相手に心理的なプレッシャーを感じさせることなく、場合によっては「何らかのメリットを得られるかも……」と考えさせるので、メールを読んでもらいやすいという性質があります。


◆18:あなたの助けになると思う○○(研究報告)があります。
相手の助けになる情報を提供することは、相手の「心のドア」をあける有効な方法です。

◆19:あなたに連絡を取るべきと勧められました。
誰かの紹介ほどよいものはないとのこと。相手の知る誰かによってお墨付きを得たのも同然で、メールの信頼性を高めてくれます。

◆20:○○(問題点)は御社の成長の妨げになっているのでは?
会社の成長にとって重要な大きな出来事から切り出して、それから詳細な説明を続けるのも、相手の関心をひく有効なテクニックです。


◆21:私たちが○○(特定の問題)について専門的に取り組んでいると知れば、どう感じるでしょうか?
「最終的に問題を解決できる」と知ることはどんな場合でも安心感を与えます。相手の問題について専門知識があることが伝わるように質問することで、共感を引き出せるとのことです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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