取材

24時間朝から晩まで泳げてウミガメの保護活動も見られるビーチ「All Hands Beach」に行ってきた


海水浴場が24時間開放されており、宿泊施設や食事施設、売店などもあり、ゆっくりと休日を楽しめるフィリピンのビーチが「All Hands Beach」です。ネオンギラギラの夜間遊園地「Subic Fiesta Carnival」の近くにあり、遊園地のオープン時間を待つ間に行ってみることにしました。

All Hands Beach in Subic Bay Freeport Zone, Philippines
http://www.allhandsbeach.com/


All Hands Beachは、フィリピン・ルソン島北部のサンバレス州にあります。


入口は、黄色い看板とヤシの葉で作られたゲートが目印。


駐車場が少し離れたところにあるので、入口の前には荷物を運ぶためのカートが置いてありました。


ビーチの入場には1人350フィリピンペソ(約842円)の利用料が必要で、環境保護費の150フィリピンペソ(約360円)が含まれています。敷地内で料理を注文することができるほか、飲食物の持ち込みが可能なので、浜辺でバーベキューをすることも可能です。


ビーチでは無料のフローターを使うことができますが、さらに追加料金を支払えば、ジェットスキーやフライボード、バナナボートなどのウォータースポーツを楽しむこともできます。


入口横のフロントオフィスで入場料を支払います。


入場料を払うと、係の人が空いている小屋に案内してくれます。


ビーチの施設案内があちこちに置いてあるので迷子になることはなさそう。宿泊施設(Family Room)、コーヒーショップ、売店(Sari Sari Store)、レストラン、多目的ルームなどがあるようです。フィリピンでは街中で盛んにバスケットボールがプレイされているため、バスケットボールコートもありました。


小屋はこんな感じで、竹とヤシの葉などで作られています。小屋の中には大きめのテーブルが1台あり、周りを囲むようにベンチが配置されています。


小屋の周りの様子を、360度天球カメラの「RICOH THETA S」で撮影した写真が以下のもの。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

小屋の近くの木には、All Hands Beachに関するトリビアが貼ってありました。All Hands Beachのあるスービック経済特別区は、広さが670平方キロメートルもあるそうです。


小屋のすぐ目の前にビーチが広がっています。奥に見えている山はシンコ・ピコス山。


訪れた時は満潮に近かったため、ベンチが半分ほど海に沈んでいました。


ビーチの南北に長く広がっており、360度写真で見ると以下のような感じです。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

天気は曇り空でやや肌寒いくらいでしたが、海で泳いだり、フローターでぷかぷか浮かんでいたりと、ビーチを楽しんでいる人たちも。ホリデーシーズンは多くの人でごった返すそうです。


ライフセーバーはパトロール中で不在でしたが、常時2人ほどのライフセーバーがビーチ付近を巡回しています。


小さい子どもから目を離さないように、という注意書き。


なお、トイレはシャワー付なので、ビーチで遊んだ後は砂や汚れを洗い流すことが可能となっています。


小屋にはメニュー表が置いてあるため、料理を注文することもできます。軽食メニューや……


デザートなどが用意されていました。


背の高いグラスに入ったベリーのスムージーは、1杯約100フィリピンペソ(約240円)。サッパリとしていて酸味と甘みのバランスがよく取れていました。


カスタードプリン(190フィリピンペソ、約460円)は、4人分が巨大な容器に入れられて席に運ばれてきます。


1人分をお皿に取り分けて食べます。濃厚でなめらかな食感のプリンはひたすら甘く、ブラックコーヒーと合いそうな感じでした。


訪れた日はあいにくの曇り空でしたが、夕方には海に沈んでいく夕日を見ることができます。


敷地内を歩いていると、「sea turtle nests」と書かれた小屋を発見。


小屋の内側は、ビーチを模して砂が敷き詰められています。


ここでは、All Hands Beachの浜辺に産卵にやってきたウミガメの卵を保護して、鳥などに食べられないように卵がかえるまで保護しているようでした。


卵は、保護した時期ごとに分けてネットで囲ってあります。タイミングがよければ、ウミガメの卵がかえる様子を見ることができそう。


ビーチに沿って歩いて行くと、開放的な作りのキッチン兼バーがあり、現地の人たちがお酒を楽しんでいました。


夜になると、敷地内のあちこちでライトアップが行われます。南国らしい、ヤシの木のイルミネーション。


2本並んだヤシの木。


バナナボートもピカピカに光っていました。


なお、宿泊施設の利用料は、1人あたり4760フィリピンペソ(約1万1400円)からとなっています。

All Hands Beach: Resort and Accommodation in Subic Bay Freeport Zone
http://www.allhandsbeach.com/rooms.php


宿泊施設はこんな感じの建物です。


部屋は全部で5種類あり、5人部屋の一例では、ダブルベッド1台と、2段ベッド1台(上段がシングル、下段がダブル)がついています。

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in 取材,   試食,   生き物, Posted by darkhorse_log

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