「空飛ぶスパゲッティモンスター」信者、水切り器を被ったままの免許証写真をゲット
空飛ぶスパゲッティ・モンスターが世界を創造したと考える宗教「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」の信者(パスタファリアン)が、免許証の顔写真を撮影するとき、水切り器を被ったまま撮影してよいという権利を勝ち取ったとのこと。
'Pastafarian' wins right to wear colander in driving licence photo - BBC News
http://www.bbc.com/news/world-europe-35305899
これはロシア在住のパスタファリアン、アンドレイ・フィーリンさんが明らかにしたもの。本人のTwitterには、水切り器型の帽子を被ったままの免許証写真が公開されています。
Торжество Пастафарианства в РФ! Раминь, братья и сёстры!!! Первые права с дуршлагом в России! Великий день! #Раминь pic.twitter.com/ixu6Rz8Y4Y
— Андрей Филин (@Barsyaka1) 2016, 1月 9
以下のムービーでは、免許交付までの一部始終がどんな感じだったかまでわかります。
Как я получал права в дуршлаге. - YouTube
苦労を語るフィーリンさん。
水切り器を被ったパスタファリアンたち。ちなみに、この呼び名は「空飛ぶスパゲッティモンスター教」が自らのことをラスタファリアニズムに引っかけてパスタファリアニズムと呼ぶことから来ています。
免許証の写真は、日本では顔がはっきり分かることが条件なので、帽子を被ることはNG。もちろん水切り器もアウトになるはず。ロシアもそのあたりは同じなのか、窓口でなにやら話が長引いている様子。
書類や水切り器を取り出して、いろいろ説明しているらしいフィーリンさん。
その説明が実ったのか、水切り器を被ったまま写真を撮ることに。
加工中……。
無事ゲット、こうしてさきほどのツイートに掲載されていた写真が撮影されました。
ちなみに、ロシアではフィーリンさんが初ですが、アメリカではマサチューセッツ州在住のリンゼイ・ミラーさんが2015年11月に達成しています。フィーリンさんは水切り器そのものではなく、水切り器を模した毛糸の帽子でしたが、ミラーさんは金属製の水切り器。宗教上の理由なら、何でもアリなのでしょうか。
‘Pastafarian’ Woman Allowed To Wear Spaghetti Strainer In Driver’s License Photo https://t.co/vjUtPFts9o pic.twitter.com/4DFmgsY0bl
— CBS Local (@cbslocal) 2015, 11月 13
'Pastafarian' wins right to wear colander on head in driving licence photo - Telegraph
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/howaboutthat/11998736/Pastafarian-wins-right-to-wear-colander-on-head-in-driving-licence-photo.html
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