映画やドラマを見ている時に寝落ちを察知して自動的に一時停止してくれる靴下をNetflixが発表

寒い日が続くと家でゆっくり映画やドラマなどを見たくなりますが、ついウトウトして寝落ちしまい、どこまで番組を見たか分からなくなることも。そこで、Netflixがユーザーの寝落ちを検知して自動的に番組を一時停止してくれる「Netflix Socks」を考案し、DIYで作る方法を公開しています。
Netflix Socks - YouTube

基板を取り出し……

その他パーツも用意。

はんだ付けを行い……

フェルトで包みます。

今度はなぜか編み物を開始。

手編みの靴下に先ほど作った基板付のフェルトを入れていきます。

テーブルの上にクッキーや温かい飲み物を用意。

先ほど作った靴下を履いて……


テレビをつけます。

Netflix socksを開始。

ポリポリお菓子を食べながらエピソード8を視聴し……

エピソード10で寝落ちしてしまいました。

すると手作りの靴下がユーザーの寝落ちを察知。

ドラマの再生を一時停止にしてくれました。

このようにして、ドラマを一気に見ている最中に寝てしまい「どこまで見たか分からない……!」ということを防いでくれるというわけです。

「Make your own. Share your ideas.(自分だけの靴下を作って。アイデアをシェアしよう) 」ということで、Netflix socksの実例ムービーでした。

なお、Netflix socksの作り方は以下のページから見ることができます。
Netflix socks
https://makeit.netflix.com/netflix-socks
まず「はじめに」ということで、Netflix socksは編み物とデバイスの構築の合わせ技を必要とするものなので、電子工学の知識が必要なこと、そして編み物が苦手な人は誰かに靴下を作ってもらうか、市販のものを購入する必要があることが書かれています。

編み物から始める場合は、靴下のデザインをウェブサイトからダウンロードすることも可能。

睡眠の検知は加速度センサーを内蔵したアンチグラフを利用したもので、センサーがユーザーの動きが止まったこと、つまり寝落ちを検知します。一定時間の間ユーザーが動かないと靴下に搭載されたLEDが点灯した後、テレビに信号を送って番組を一時停止するわけです。

必要なものは、ニットの靴下・Arduinoのマイクロコントローラ・赤外線LED・LEDインジケーターライト・バッテリー・モーメンタリースイッチ・加速度計・フェルト。

まずはこの配線略図に従ってセットアップ。

ユーザーが寝落ちすると靴下からテレビに赤外線信号が送られるようにするため、赤外線受信機とArduinoを使ってセットアップを行います。

プログラミングのための(INOファイル)ソフトウェアも用意されているので、赤外線信号や検知のしきい値などを調整します。

電子パーツをフェルトに包み、靴下の中に設置します。フェルトのテンプレートは(ZIPファイル)ここからダウンロード可能です。

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