会社の机もコタツに変える「アイリスオーヤマ デスクヒーター」がどれだけ暖かくなるのか使ってみた

冬が近づくと、自宅やオフィスで机の足元の寒さが気になってきます。ブランケットを使ったり、足用カイロを使って寒さに耐える人も多いと思いますが、まるでコタツに入ったように足を温めてくれるというデスクヒーター「アイリスオーヤマ DEH-45-T デスクヒーター」を見つけてしまったので、実際に購入して使ってみることにしました

デスクヒーター DEH-45-T｜扇風機・サーキュレーターなど（季節家電）｜生活家電｜商品情報｜アイリスオーヤマ
http://www.irisohyama.co.jp/seasonal/desk_heater/deh_45_t.html

Amazonでポチった「デスクヒーター DEH-45-T」が到着。50cm×40cmほどのパッケージに入っており、横に置いたiPhone 6と比べるとこのぐらいのサイズ感。テーブルや机の裏に取り付けることで、まるでミニコタツのようなあったかテーブルにしてしまうという商品です。

取り付け方法はカンタンで、まず専用のフリースカバーをヒーター本体にすっぽりとかぶせ、デスクの裏側にマグネットで取り付けるだけというもの。磁石がくっつかない木製テーブルなどの場合は、同梱の金属プレートを利用することで取り付けが可能になります。

本体の重さは約880グラムで、上からかぶせて全体を覆うフリースカバーが約180グラム。消費電力は90ワットとのこと。3時間で自動的にオフになるタイマーを内蔵しているので、電源を入れたまま机を離れてしまったりしても安心です。

中には専用のフリースカバーとデスクヒーター本体、取扱説明書と金属プレートが入っていました。

ヒーターの表面には、電熱線の模様が浮かび上がっています。

裏面にはなにもありません。

手前側にはON/OFFスイッチとパイロットランプがありました。コーナー部分で銀色に見えているのがマグネットです。

フリースをかぶせるとこんな感じ。このカバーが足をスポッと覆って温かさを逃がさないようにしてくれるというわけです。

ということで、編集部にある机でテストしてみることにしました。机の裏には金属製の太いフレームが通っていたので、ここにマグネットで貼り付けてみます。

マグネットの位置を確認しながら……

わずか15秒で取り付けは完了。拍子抜けするぐらいカンタンでした。

あとは電源ケーブルをコンセントに挿してスイッチをいれるだけ。

30秒もすると、ヒーターからの熱でカバーの内部が温かくなってきました。もちろん作動中にヒーターが赤熱するようなことはないので、やけどや火事の心配はなさそうです。

実際に使ってみると、ヒーターとフリースカバーのおかげで電源を入れた直後からホカホカと温かくなってくるのを感じます。特に冷え切った冬場の部屋で、手っ取り早く暖を取りたい場合などには最も早く暖かくしてくれそうな感じでした。一方で、フリースカバーは以下の写真のようにヒザ下20cmのあたりまでしかカバーしないので、コタツのようにとろけるほどの温かさを期待すると少し肩すかしを感じてしまうかもしれません。

しばらく使って気づいたのですが、できれば「低・中・高」のようにヒーターの出力切り替えスイッチがあれば良かったかも。場合によってはヒーターに一番近いヒザの部分がじりじりと熱くなって、思わずカバーから足を出してしまうこともありました。同様に使い心地をためした女性編集部員からは「膝裏～ふくらはぎの裏が冷える感じあり」「冷え性が強い人だと、つま先の暖まりが弱いかも」「太ももをデスクヒーターで温めて、膝～足先は毛布を併用すると全体的に温かくていい感じ」という感想が挙がっていました。

とはいえ、確かにふくらはぎから下のあたためが少し弱いのかな？と思いながら使っていると、いつの間にか足全体がそれなりに暖かくなっていることに気がついたこともありました。外気の状態にもよりますが、太ももで温められた血液が循環することで、次第に足全体が温められるという効果もあるのかもしれません。

これから冬本番を迎えようとする時期、毎年のように寒さに悩まされてきた人はデスクヒーターを併用して環境改善を狙ってみてもいいかもしれません。アイリスオーヤマのデスクヒーターはアイリスオーヤマ公式通販サイトをはじめ、各種小売店で販売中。記事作成時点ではAmazonだと税込価格6453円で販売されていました。

Amazon.co.jp： アイリスオーヤマ デスクヒーター ブラウン DEH-45-T: ホーム&キッチン