遭難時にLEDでSOS信号を送れる防水・防塵・耐衝撃で太陽光発電も可能な20000mAhバッテリー「SOS 20K」
スマートフォンやタブレットは手放せない持ち物の1つになりつつありますが、端末が多いほどにバッテリーの管理が大変になります。多くのモバイル端末は大容量バッテリーを搭載していない限り1日~2日程度で充電する必要があるわけですが、アウトドアなどの電源がとれない場所でも防水・防塵・耐衝撃性能・ソーラーパネル・LEDライトを備え、複数のスマートフォンやタブレットを充電可能な20000mAhの大容量ポータブルバッテリーが「SOS 20K」です。
R O A M P R O O F
http://www.roamproof.com/
「SOS 20K」がどんなバッテリーなのかは、以下のムービーを見ればわかります。
このスマートフォンのような形をしたデバイスが「SOS 20K」。
カラビナでバックパックなどに取り付け可能で、アウトドアの時などは、目の前に川があったとしても……
防水なのでカバンに入れたりせず、そのまま飛び越えればOK。かなり太めのカラビナなので、外れてしまう心配はありません。
コンセントやPCからUSBでも充電できますが、ソーラーパネルも備えています。外にいる時はバックパックに取り付けておくだけで、太陽光で発電して常にバッテリーを充電しておくことが可能。
バッテリーは20000mAhと大容量なので、スマートフォンを何度も充電することができます。バッテリーを満タンにするまでの時間はMicro-USB経由なら10時間、太陽光なら59時間です。
4つで200ルーメンのLEDライトを搭載。
救難信号の間隔でLEDライトを点滅させて助けを求めることもできるので、万が一遭難してしまった時でも生存率を高める備えとなります。
防水性能は水に浸しても影響がないように保護される「IPX7」に準じており、水没してもすぐに壊れることはありません。
また、耐衝撃性と防塵性能を備えているので、地面に放り投げるくらいでは壊れないのでアウトドアにぴったり。
USB挿込口は全部で4つあり、一度に4つの端末に給電することも可能。出力は「5V/2.4A」「5V/1A」が2つずつあり、タブレットの充電にも対応しています。
サイズは18.4×9.5×2.54cmで、重量は472g。厚みは3倍近くありますが、iPhone 6 Plus(15.81×7.78cm)と同じサイズ感です。
各ボタンやスペックなどは以下のようになっています。
なお、SOS 20KはKickstarterで出資を募集中で、90ドル(約1万円)を出資するとSOS 20Kを1台ゲット可能。どの出資プランにも本体のほかに専用カラビナ、耐久USBケーブル4本、防水・防塵・耐衝撃性ケーブルケースがついています。日本への発送は別途19ドル(約2300円)が必要で、製品の出荷予定は2016年2月ごろ。出資の締め切りは2015年11月11日(水)の午前9時1分となっています。
SOS 20K - Life Saving Portable Solar Battery by SOS PowerBank — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/ruggedbank/sos-20k-life-saving-portable-solar-battery
・関連記事
GoProのバッテリーを3倍以上長持ちさせる拡張バッテリー「L40G4」を使ってみた - GIGAZINE
ポータブルソーラー発電ユニット「Forty2」が届いたので実際に太陽の下で使ってみた - GIGAZINE
世界最小級&出力1A/5V、太陽光だけでデバイスを充電する「SOLARADE」レビュー - GIGAZINE
軍レベルの耐久性と防塵・防水規格を備えたモバイルバッテリー「Poseidon」 - GIGAZINE
大人数でBBQを楽しみながらスマホを充電できるグリルストーブ型発電機「BaseCamp」レビュー - GIGAZINE
お湯を沸かせば最大3つのデバイスを充電できる10W発電鍋「The PowerPot X」レビュー - GIGAZINE
薪を燃やしてスマホを充電しながらお湯も沸かせる小型のアウトドア用発電機「バイオライトキャンプストーブ」を使ってみた - GIGAZINE
簡単に持ち運び可能で風さえあればどこでも使える風力発電機「WindPax」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ