キーボード型のワッフルが作れる焼き型「The Keyboard Waffle Iron」を使ってワッフルやオープンサンドを焼いてみた
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通常の丸いワッフルと比べて2倍以上巨大な、キーボード型のワッフルが作れる「The Keyboard Waffle Iron」はクラウドファンディングサイトのKickstarterで製品化に向けた資金を募集していたのですが、無事に資金集めを終えて製品化に成功しています。キャンペーンに出資していた編集部にもワッフルメーカーが届いたので、実際に色んな食材を使ったキーボード型ワッフルを焼きまくってみました。
The Keyboard Waffle Iron
http://www.thekeyboardwaffleiron.com/
巨大な段ボール箱に入ってThe Keyboard Waffle Ironが到着。
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箱を開けると、金属製のワッフルメーカーと、オレンジ色のシリコン製の鍋敷きが入っていました。
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これがThe Keyboard Waffle Iron本体。
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ぱかっと開けるとこんな感じ。
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キーボードのキーひとつひとつが、ワッフルのでこぼこ模様を描くようになっています。
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実際のキーボードと同じようにキー部分が膨らんでいるので、ワッフルを作る際にはキー部分がへこんだ状態のキーボードが完成するというわけです。
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取っ手の先には磁石が埋め込まれていて、フタを閉じると磁石同士がくっついて取っ手を固定できるようになっています。
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重さは実測で約1.6kg。
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片手で持つのはちょっと厳しい感じ。
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シリコン製の鍋敷きは、以下のようにオレンジ色の部分を外側に開いて使用します。
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鍋敷きの上にThe Keyboard Waffle Ironを置くとこんな感じ。
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ワッフルを作るための、The Keyboard Waffle Iron公式の(PDFファイル)レシピ集が無料で公開されているので、まずはオーソドックスなワッフルを作ってみることにします。材料は、卵2個、小麦粉2カップ、牛乳350ml、サラダ油1/2カップ、砂糖大さじ1、ベーキングパウダー小さじ4、塩小さじ1/4、バニラエッセンス小さじ1/2です。
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材料を混ぜて、ダマがなく、なめらかな状態になれば生地のもとが完成。
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焼き始める前に、ワッフル型をコンロにかけて予熱。
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予熱した型を、一度火からおろして油をひきます。油用の霧吹きや、たこ焼き器用の油引き棒を使うと、型のすみずみまで油を行き渡らせることができます。
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油を引いたら、生地のもとを3/4カップ注ぎ入れます。
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以下のように、型全体に生地が広がるように注ぐのがポイント。
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型を閉じて、中火で5~8分焼いていきます。1分おきに型をひっくり返すと両面にまんべんなく焦げ目がついた香ばしいワッフルができるとのこと。しばらく熱していると側面から生地がこぼれ出てきてしまったのですが、気にせず焼いていきます。
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8分ほど焼いてからフタを開けると、見事にキーボード型のワッフルが完成していました。
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お皿に盛り付けてみました。普通のワッフルよりもかなり幅が広く、ちょうどノートPCのキーボードと同じくらいのサイズ感です。
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というわけでノートPCのキーボードの上にのっけてみると、12インチ型のノートPCにピッタリのサイズでした。
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デスクトップPCのキーボードにしては少し小さいかも。
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キーボードの形を堪能したところで、バターとシロップをかけて食べてみます。
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「アメリカのレシピなので、砂糖の甘みが強烈なのか……?」と恐る恐る食べてみると、甘さは控えめで、生地は薄くサクサクとした軽い食感。一般的なワッフルの2倍以上のサイズがあるので、1枚食べるだけでかなり満腹感が得られます。
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食べやすい大きさに切ると、キーボードの跡形もなくなってしまいました……。
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プレーンな風味を生かして、濃厚な甘さのチョコソースを合わせたり……
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酸味の効いたマーマレードもよく合います。
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「ワッフル生地以外の材料をワッフル型で焼いてみると意外とおいしい」というウワサが本当なのか確かめるべく、公式レシピ集に載っている「チージーハッシュブラウン」に挑戦してみます。材料は、冷凍のハッシュドポテト、卵1個、オレガノ小さじ1、チリパウダー小さじ1、塩小さじ1、ガーリックパウダー少々、コショウ少々、細切りチーズ1/2カップ、タマネギのみじん切り1/2個です。
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冷凍のハッシュドポテトは、解凍してすりこぎでつぶします。
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つぶしたポテトに、オレガノ、チリパウダー、ガーリックパウダー、塩、コショウをふりかけます。
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チーズ、タマネギをボウルに入れて混ぜます。
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別のボウルで卵をといておき、卵をポテトと混ぜ合わせたら生地の準備は完了。
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中火で予熱しておいた型に、大さじ1杯分の生地を円形にのせます。
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フタをして中火で5分焼いて完成。一口サイズのカリカリハッシュポテトができあがりました。
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食べてみると、チリパウダーやオレガノなどのスパイスの風味や、まろやかなチーズがポテトと合わさって、ハッシュドポテトがメキシコ料理風に一段階ランクアップ。軽食やお酒のおつまみとしてよさそうです。
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型の全面に生地をのせて焼いたらどうなるのか?と思い実際にやってみると、焼き上がりは非常にうまくいったのですが……
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お皿に移すときに形を保てず、バラバラに崩れてしまいました。卵やチーズの量を調整して何度か試したのですが、キーボード型のままお皿に移すのがかなり難しかったので、一口サイズで作るのがベターです。
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次は、パンをワッフル型で焼くオープンサンド風のレシピ「トマト・モッツァレラ・パニーニ」を作ってみます。材料はミニトマト、バジルの葉、モッツァレラチーズ、塩、コショウ、バジルペーストで、量は全てお好みでOK。パンは柔らかいパンなら何でもいいので、今回は細長いロールパンを用意しました。
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ミニトマトは薄切りにしておきます。
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モッツァレラチーズも、ミニトマトと同じ程度の厚さに切ります。
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ロールパンを横半分にカットして、内側にバジルペーストを塗ります。
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トマトをのせて……
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モッツァレラチーズ、バジルの葉をのせて、塩コショウを振ります。
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強火で予熱したワッフル型にのせて、上からパンではさんで4分焼きます。
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型をピッタリ閉じずに、ふんわりと置いておく方がいい感じ。しばらく焼いていると、熱でチーズがとろりんと溶け始めて、バジルとトマトのいい香りがただよってきます。
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焼き上がりは、キーボードの型が軽く表面についた、オープンサンド風の仕上がり。
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生のバジルとバジルペーストの2種類が入っているためバジルが非常に香り高く本格的な味わい。モッツァレラチーズ、トマト、バジルの組み合わせでマルゲリータピザのような雰囲気なのですが、油っぽさがなく、朝食などにもよさそうなレシピとなっていました。
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むりやり型を閉じてペッタンコにして焼くこともできるのですが、実際にやってみるとパンの形をまったく保っていないパリパリのワッフルが完成。
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チーズはほとんど流れ出てしまい、バジルペーストの塩気が残る乾パンのような仕上がりになってしまいましたが、コレはコレでおつまみによさそうです。
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レシピには載っていませんでしたが、「餅を焼いてみたらどうなるのか?」と思い、スライス切り餅を用意。
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5枚並べて焼いてみます。
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中火で2分焼いて完成。
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キーボードの形が見事についていて、一見すると真っ白のキーボードカバーのような感じです。
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キーとキーの間の分厚い部分はモチモチ、へこんだ部分はパリパリの2種類の食感が楽しめます。しょうゆをかけて食べてみると「ぬれせんべい」のような味わいで、パリパリの部分が多めなので焼いたお餅のパリッとした食感が好きな人にオススメです。
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続いては、冷凍たこ焼きを解凍して焼いてみます。
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4分ほど焼くと、丸っこいワッフルが完成。
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今回は下味付きの冷凍たこ焼きを使ったので、何もつけずに食べてもダシの風味が効いていて、上述の餅と同じくカリカリ&もちもちのダブル食感が楽しめます。タコはワッフル型のすきまにうまくはまり、プリッと歯ごたえの残る仕上がりでした。
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なお、「The Keyboard Waffle Iron」はKickstarter上のプロジェクト終了後に公式サイトでの販売が始まっていて、通常のThe Keyboard Waffle Ironが1台85ドル(約1万円)、表面の鉄板が黒色の限定バージョンは1台95ドル(約1万1000円)となっています。日本への発送にも対応していて、別途32ドル(約4000円)の送料が必要です。
Buy - The Keyboard Waffle Iron
http://www.thekeyboardwaffleiron.com/new-products/the-keyboard-waffle-iron/
![](https://i.gzn.jp/img/2015/10/30/keyboard-waffle-iron/001_m.png)
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in レビュー, 試食, ハードウェア, Posted by darkhorse_log
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