中国人の「爆買い」でどのぐらいの利益が出るのか検索もできる「BackGuy」

By Eric Pesik

10月1日の国慶節や旧暦の正月である春節など、中国の大型連休などにあわせて来日する中国人観光客による「爆買い」が話題となっています。爆買いされた商品は中国国内で転売されることもあるようなのですが、果たしてどの程度の利益が生まれているのか気になるところ。ウェブサービスの「BackGuy」は、爆買いで買われている商品の日本国内の売価と中国での転売価格を日本に居ながらにして比較することができるサイトとなっています。

BackGuy
http://backguy.crazyworks.jp/


日本の小売店にとっては新たな商戦ともなっている爆買いですが、その原動力は日本製品を買いたいというニーズに加え、中国国内で転売することによるお金儲けといった側面もあるようです。BackGuyでは、そんな商品の転売前と転売後の価格をPCでサクッと検索することができます。

ページを開くと、爆買いでよく買われている商品の中国語名と日本語名、中国国内の転売価格と日本での売価、そしてその差額と利益率が表示されています。爆買いでも最も人気のある商品の1つ、SK-IIブランドの商品は、1万5000円で購入された商品が2万9029円で転売されて1万4029円の利益を産み、利益率193%という事実が明らかにされています。商品のリンクをクリックすると……


各商品の詳細が表示されました。なお、BackGuyは有料サービスなので具体的な中国語と日本語の商品名は、無料で利用している状態では見ることができません。


もちろん有料会員だと、全ての情報を閲覧することが可能。たとえば、SK-IIだと以下のような商品名で販売されていることがわかります。さらにリンクをクリックすると……


実際に中国の転売サイトで販売されているページの内容を確認することが可能となっています。


有料会員だと、キーワードで商品を検索することも可能。冷たい飲み物があまり好まれない中国で人気のあるサーモスの真空断熱ケータイマグだと、日本では2751円で買えるものが中国の転売サイトでは4297円で販売されていることがわかります。


転売サイトのページを表示することも可能でした。


中国でも、特に子どもが使う製品には安全性が重視される傾向があります。日本メーカーのレックが販売しているアンパンマンのストロー付き水筒も、日本では1000円前後で販売されている商品が中国の転売サイトでは2808円と日本の274%で販売されていることがわかります。


もちろん転売サイトも表示が可能。


このサイトは株式会社クレイジーワークス代表の村上福之氏によるもの。サイトによると、日本では何の変哲もない商品が3割増しから2倍、一部のプレミア商品だと5倍以上の値段で転売されているとのこと。なぜ爆買いがこれほどまでに大きなブームになっているのか、その理由の一部が垣間見えてくるような気がします。

マツモトキヨシやドンキホーテで売っているような珍しくも何ともない商品の一部が3割から2倍くらいの値段で転売されており、一部のプレミア商品が5倍以上の値段で転売されていることが分かります。

なお、BackGuyの利用料金は30日で9800円とのことで、価格は今後変わるかもしれないとのこと。サービスを運営する村上氏が「これらの情報は、自分でお金を儲けたい人には利用料金の何十倍も価値がありますが、そうでない人には一円の価値もありません」と語っているように、本気で活用を考える人にとっては価値のあるサービスとなるのかもしれません。

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