創業150年の「佐藤養助」で冷やし稲庭うどんの「タイ風グリーンカレーつけ麺」を食べてみた
江戸時代末期の万延元年(1860年)に創業し、一子相伝の稲庭うどんを150年以上にわたって提供している老舗うどん料理店が「佐藤養助」です。そんな伝統的な稲庭うどんを冷たくしめて、温かいグリーンカレーのつけ汁で食べる「タイ風グリーンカレーつけ麺」なるものがあるということで、和食×タイ料理の組み合わせは一体どんな料理になっているのか、お店に行って確かめてきました。
銀座 佐藤養助 - 直営店のご案内 - 稲庭うどん 佐藤養助商店
https://www.sato-yoske.co.jp/shop/ginza.html
銀座 佐藤養助の住所は「東京都中央区銀座6-4-17 出井本館1階」。丸ノ内線銀座駅から徒歩3分、JR・東京メトロ有楽町駅からでも徒歩6分のところにあります。
銀座 佐藤養助に到着。
お店の外でメニューを確認することができます。
中に入って席に通してもらいました。
メニューはスタンダードな稲庭うどんのほかに、レッドカレーつけうどん、豆乳つけうどん、温玉肉味噌つけうどんなど変わり種メニューも豊富。今回はお目当ての「比内地鶏使用 タイ風グリーンカレーつけ麺」を注文しました。ランチタイムだったので麺の大盛が無料です。
店内の壁には稲庭うどんの歴史について書かれていたり……
1階の中央には枯れ木が飾られており、落ち着いた雰囲気になっています。
店内を見回していると、5分ほどでタイ風グリーンカレーつけ麺が届けられました。
グリーンカレーのつけ汁はこんな感じ。グリーンカレー独特のココナッツミルクの香りが感じられます。
そして150年の歴史を持つ稲庭うどんは、冷水でしめられてざるに美しく盛りつけられています。ちなみに、この分量は大盛で注文しています。
ちょこんと漬け物やいぶりがっこもついています。
グリーンカレーは一見するとスープだけに見えますが、すくってみると比内地鶏・パプリカ・月桂樹などの具材がたっぷり。
まずはスープだけ飲んでみると、しっかりと辛みが感じられる本格的なグリーンカレーで、ジャスミンライスがほしくなります。
稲庭うどんは一般的なうどんより細めの麺で、つるりと滑らかな食感が特徴的。うどんだけ食べても独特の滑らかさとコシが楽しめます。香川県のうどんのような弾力のあるコシとは異なり、ほどよく麺を楽しめる感じ。
秋田県南部の手延べ製法の干しうどんとタイ料理のグリーンカレーが合わさると一体どうなるのか、つけ汁につけて食べてみます。想像以上にうどんとグリーンカレーの相性は抜群で、ご飯と比べても違和感はナシ。スパイス香るグリーンカレーが冷たい麺によく絡んでおり、大盛でもちゅるちゅる食べられてしまいます。冷やしうどんとグリーンカレーの組み合わせは夏の暑い季節に最適でした。
比内地鶏はしっかり煮込まれてほろほろ。
パプリカはシャキッとした食感が残っています。
いぶりがっこは、食後の口休めにお茶と食べるとホッとできました。
なお、「比内地鶏使用 タイ風グリーンカレーつけ麺」の価格は税込み1200円。稲庭うどんが気に入った場合は、レジ前で佐藤養助の稲庭うどんを買って帰ることも可能です。
銀座 佐藤養助の営業時間はランチが11時30分~15時まで、ディナーが17時~2時までで、土日のみ22時までとなっています。東京都内では日比谷店、赤坂店もあるので、和食もタイ料理も好きな人は試しておいて損はありません。
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