家庭のガスコンロで本格的なピザが焼ける「ピッツェリア」でピザをレストランのような焼き上がりにパワーアップさせてみた


家庭用のオーブンやガスコンロでは不可能とされる300度以上の高温調理を実現し、表面はパリッと、中はふかふかにピザを焼くことができるのが、ガスコンロに置いて使う家庭用ピザ窯「ピッツェリア」です。本当に家庭で簡単にレストランのような焼き上がりのピザが作れるのかどうか、実際にピザを焼いて確かめてみました。

ピッツェリア:耐熱陶器製本格的石窯ピザオーブン
http://www.hakuho-web.com/pizzeria01.htm

ピッツェリアは天面が正方形の段ボール箱に入った状態で届きました。


箱を開けると、フタの内側に再梱包方法が載っていました。


中に入っていたのは、茶色の受け皿、ピザを置くプレート、上窯、紙製の簡易ヘラの4つ。重量は合計で約5kgです。


内容物を確認したところで、ピッツェリアを組み立てていきます。まず受け皿の周りについている3つの突起のうち「奥」と書いてある部分を……


コンロの奥側に向けて、残りの突起を左右対称になるようにガスコンロの上に置きます。なお、温度センサー付きのガスコンロで使うと火の大きさが自動調整されてしまいピッツェリアの温度が適温まで上がらないので、温度センサーの付いていないガスコンロを使う必要があります。また、火力が弱いためカセットコンロでの使用はご遠慮ください、とのこと。


続いて、受け皿の上にプレートをセット。この時、受け皿の中心がガスコンロの中心にくるように正確に位置決めしておきます。中心がずれているとピッツェリア本来の調理効果が得られないため、慎重に設置していきます。


最後に、上窯の窓がコンロの手前に来るようにプレートにかぶせます。上窯の横に書かれている三角形のマークが受け皿の突起と重なるようにセットすればOKです。


コンロの上でピッツェリアがガタガタ揺れたりせずに安定していることを確認すればセット完了。


ピッツェリアを上から見るとこんな感じで、色・模様ともにカメの甲羅のような見た目です。


セットが完了したのでさっそくピザを焼いていきたいところですが、ピザをサクサクに焼くためには調理前にピッツェリアを予熱しておく必要があるとのこと。というわけでガスコンロの火を強火に設定して、15分間窯を温めていきます。


15分後、窯の中の温度を測ってみると、300度前後まで温度が上昇していました。


まずは既製品のピザをピッツェリアで焼いて、どれほどパワーアップするのかを確かめてみます。


まずは生地が薄手のイタリアンタイプのピザを焼いてみます。ピザ生地をヘラの上に置いて……


ヘラごと窯の中へ入れます。この時、ガスコンロの火は強火に設定しておきます。


ヘラを引き抜き、ヘラや菜箸を使ってピザ生地を窯の奥に入れていきます。なお、ピッツェリアでは直径25cmまでのサイズのピザを焼くことが可能。


薄手のイタリアンタイプのピザ生地は3~5分焼くのが目安とのことで、焼き加減を見ながらじっくりと生地を焼いていきます。ピッツェリアは窯の上下からの強力な遠赤外線でピザを短時間で一気に焼き上げる構造で、調理中に煙や湯気などは出ず、調理音も静かです。


ピッツェリアの窯の中は、窓の開いている手前よりも奥の方が温度が高いため、焼きムラを防ぐために時々ピザの焦げ具合を確認しながら焼いていきます。薄手のピザ生地ならば3分ほど焼いたところで生地を180度回転させると、生地全体にまんべんなく焦げ目が付くとのこと。


4分間焼いて完成、お皿に取り出します。表面全体がいい感じにこんがり焼けていて、バジルソースの香りが漂う香ばしいピザに焼き上がりました。


ピザ1枚を焼き上げた後は、そのまま続けて別のピザを焼くことが可能。また、時間を置いてから新たなピザを焼く場合は、弱火で保温状態にしておくと窯内部の温度が適温に保たれるためスムーズに焼くことができます。


ピザカッターを使って生地をカットしてみます。生地の表面はふんわり、底面はカリカリとした触感で、オーブントースターや電子レンジを使って調理したピザとは一味違う仕上がりになっていることが分かります。


一切れ食べてみると、まず底面のカリッとしたクリスピーな食感に驚かされます。オーブントースターなどで調理すると、底面に水分が残ってややベタッとしたり、逆に水分が飛びすぎてパサパサになったりすることがありますが、ピッツェリアで調理したピザは生地に適度なカリカリ感が残っています。生地表面には水分が適度に残ってふわふわもちもちの状態で、まるでイタリアンレストランで食べるピザのような本格的な味わいが自宅で手軽に楽しめます。


特に耳の部分がもっちもちの食感で、オーブンで焼いたパサパサの生地とは違う、お店で作ったようなピザに仕上がっていました。


続いては厚手のアメリカンタイプのピザ生地に挑戦。


厚手のピザ生地は4~6分焼くのが目安。


焼き上がりはこんな感じで、焦げ目はそれほどつきませんでした。ピザカッターで一切れずつカットしていきます。


食べてみると、薄手のピザ生地よりも全体的にもっちもっちで、具材のベーコンはカリカリジューシー、チーズはとろりと焼き上がっていて、既成のピザを自宅で調理したのとは思えないレベル。調理方法も難しくなく、窯にピザを入れて焼き加減を見ているだけで完成するのは嬉しいところです。


電子レンジ専用の冷凍ピザもピッツェリアで調理できるのか試してみます。なお、冷凍ピザを調理する場合は事前に冷凍庫から出して解凍しておく必要があります。


生地が厚手だったので、5分ほど焼いてからカットしてみるとこんな感じ。


今回調理したピザは電子レンジ専用タイプだったのでもともとピザ生地やチーズに焦げ目が付いていて、焼いた後も見た目的にはあまり変化が見られなかったのですが、食べてみると生地のかりかり・もちもち具合は冷蔵ピザを焼いたときと同じレベルにまで到達しており、事前にしっかりと解凍していれば、電子レンジ専用の冷凍ピザでもピッツェリアで問題なく焼けることが分かりました。


最後に手作りピザにも挑戦してみます。材料は手軽さを求めて既成のピザクラストを使い、トマトソース、チーズ、サラミ、ベビーリーフを載せていきます。


まずはプレーンな状態の生地にトマトソースをぬりぬり。手作りピザの場合は、生地の周囲1cmほどを空けておくと、窯の内部が焦げ付かずにピザがうまく焼けるとのこと。


トマトソースの上にバジルなどの香辛料をぱらぱらと振りかけます。


チーズを生地全体にまんべんなく散らしていきます。


チーズの上にサラミを載せます。この時点で既にピザの完成形が見えたのでベビーリーフを載せるのはやめて、文字通りピザデブ一直線になりそうなピザ生地が完成。


ピザ窯の中に投入して、途中で向きを回転させながら合計5分ほど焼いていきます。


焼いている最中は、ピザの状態を確認するため時々窯の中をのぞかないといけないのですが、窯の中は真っ暗でライトで照らしてみても中の様子はあまりよく見えません。


そのため、時々トングで生地を引き出して焼き加減を確認するのがよさそうです。


5分間焼いて、手作りピザが完成。


表面だけを見てみるとチーズが溶けきっていないような感じがしたのですが、切ってみるとチーズがとろーりとろけていて思わずよだれが出てしまいそう。


食べてみると、トマトの甘みと濃厚なチーズの風味が鉄板の組み合わせで、サラミの塩味が効いたジャンキーなピザに仕上がっていました。生地のパリパリ・ふわふわ感は既成のピザを焼いたときと同様の仕上がりで、宅配ピザを買うよりも材料が安上がりで自分好みの具材を使って自分好みの焼き加減でピザを作れるというのはかなり良い感じ。


裏面を見てみると適度に焦げ目が付いてこんがりパリパリに香ばしく焼けていました。


ピッツェリア本体は丸洗いできるので、本体が十分冷めた後に解体して水で洗えばOK。洗剤をつけたスポンジでこすると、プレートに付いたピザ生地の焦げつきがスルリと取れて簡単に手入れすることが可能でした。


なお、ピッツェリアのAmazonでの販売価格は税込1万4040円となっています。

Amazon.co.jp: ピッツエリア ピザ専用石焼窯 M39-4821: ホーム&キッチン
http://www.amazon.co.jp/dp/B005LA9CM6

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in レビュー,   試食, Posted by darkhorse_log