煙を出さずに尋常ならざるジューシーなお肉が焼ける卓上調理器「ザイグルハンサム」レビュー


赤外線を上から直接食材にあてて加熱するという方法によって、おうち焼き肉の問題点である「煙」を発生させずに、油はねや焦げつきもなく後片付けも簡単で、さらに、焼き肉や七輪で焼いたようなおいしいお肉が食べられるという卓上調理器が「ザイグルハンサム」です。一体どのような感じでお肉が焼けるのか気になったので、実際に購入してお肉祭りをしてみました。

ザイグルハンサム製品詳細 ザイグル公式サイト
http://zaigle.co.jp/zaigle-handsome.html

ザイグルハンサムは以下のような白い箱に入れられた状態でやってきました。


中身はこんな感じ。本体・丸形プレート・角形プレート・ドーム型プレート・簡単調理マニュアル・取扱説明書が入っていました。


プレート各種は本体と分離可能です。


丸形プレートを本体に装着すると以下のような感じ。この状態でサイズは幅370mm×奥行き438mm×高さ355mmとなっています。


フード上部には調整ダイヤルと、通電中に点灯する電源ランプがあります。


フードの内側はヒーターがあるので、プレートの上でお肉を焼くと、上から赤外線が直接照射されるわけです。ザイグルハンサムの秘密はこのヒーターにあり、通常のホットプレートや焼き肉屋では下からの熱で焼きますが、このとき脂は下へと落ちていくので、「火に油を注ぐ」という状態が生まれて煙を発生させます。この点、ザイグルハンサムは「上からの熱で焼く」仕組みなので、煙を発生させる原因をこれで1つ解消しています。

さらに、煙を発生させる原因は「焦げ」にもあるところ、ザイグルハンサムは赤外線を直接あてて調理するので、食材の分子を振動させて加熱することが可能。中まで火が通るのに、焦がさず調理ができる構造になっています。


丸形プレートは中心の穴に向かって傾斜ができており、肉から出た油が穴へと落ちていく仕組み。


穴の下には油受け皿が設置されています。


さらに、ドーム型プレートの凸面を上にして丸形プレートの上に設置すると、強火調理が可能になり……


凹面を下に設置すると、流れてしまう材料を中心に寄せて調理可能。チーズフォンデュなどもできます。


角形プレートを使えば、焼きそばや焼きうどんもできるとのこと。


付属の「かんたん調理マニュアル」には基本的な食材の焼き方が書いてあるので、これを参考にしつつ、さまざまな食材で実際にザイグルハンサムを使ってみます。


まずはコンセントにプラグを差し込みます。


調整ダイヤルは5段階となっていますが、基本的に調理は「5」で行います。数字の大小はヒーターの出力ではなく、ヒーターの点灯/消灯のタイミングを変えるものなので、「5」にしておくとヒーターは点灯しっぱなしになります。


ヒーターが点灯するとこんな感じ。


1分ほどプレートを予熱し……


お肉を載せます。


焼き肉の場合は裏返しなしで、大体3分ほどの加熱でOK。ということで、タイマーを3分に設置。


じわじわと熱がお肉に照射されていきます。


焼き肉というと、ジュジューッと油が跳ねて、もくもくと煙が立ち上がるイメージですが、ザイグルハンサムの場合は煙がほとんどない上に油の跳ねが少ないので音もほとんどなく、非常に静かな焼き肉タイムになりました。

「ザイグルハンサム」でお肉を焼いてみた - YouTube


お肉から出た油はどんどん穴の中に落ちていきます。


ということで、3分後、お肉が焼き上がりました。


プレートの外側はやや熱が照射されづらいので、モモ肉はほんのりピンク色の部分も。


表面に焦げている部分は全くありません。


しかし、お肉は中までしっかりと火が通っていました。焼き肉のお肉は外側が焦げてしまうことが多々ありますが、ザイグルハンサムで焼いたお肉は外側が滑らかで、中はしっとりジューシー。


カルビ肉もこの通り、ほとんど焦げが見当たりません。


タレは1回使い切りで「焼き肉のたれが余る問題」を解決する「わが家は焼肉屋さん W Rich」を使用。


上から熱が照射されるので、カルビ肉の脂は下に落ちるものもあれば、肉の上にじわりと浮き出ることも。これも非常にジューシーな仕上がりで、「お肉が固すぎてかみ切れない」という事態は生じなさそうです。


さらにお肉パーティーを続行。


端っこのお肉はやや火が通りづらいので、新しいお肉は真ん中に置き、焼けたお肉から外側に移動させていくとリズミカルに焼き肉が行えそうです。


豚肉もしっとり仕上がっていました。


牛肉を焼いた時点で「なるほど、いつもの焼き肉とは違ってしっとり系のお肉に仕上がるのか……」とザイグルハンサムを理解し始めた気になっていたのですが、ザイグルハンサムが実力を発揮するのはこれからでした。鶏モモ肉は皮と反対側に切り込みを入れて……


豪快に焼いていきます。まずは皮側を8分。


脂がじわじわと流れでてきました。煙は「かすかに漂っているかな?」という程度で、お肉を焼くいい匂いだけが部屋に充満していきます。


そして、反対側にひっくり返して4分。


計12分加熱して完成したのがコレ。


食べてみたところ、余計な脂が落ちることで皮は驚くほどパリッとしており、口に入れると閉じ込められていた肉汁がじゅわーとあふれ出ます。分厚いモモ肉でしたが火はしっかり通っており、かつ、固くなったりパサついたりすることは一切ありません。余分な脂が落とされているからか臭みもほとんど感じず、「これはすごい」とコメントする編集部員が出るほどの完成度。


肉がパサついたり固くなったりで調理が難しいササミやムネ肉の調理に向いているのでは?と思い、実験してみました。


ササミはこんな感じで……


こっちは砂肝。


ムネ肉は以下のような感じで仕上がりました。いずれも、そのままゆでたりフライパンで焼いた時よりもはるかにジューシーで、肉汁があふれてきました。もちろん、パサパサ感は一切ないので、普段から鶏肉を食べる機会が多い人には是非試してほしいです。


また、市販のから揚げ粉をまぶした鶏モモ肉をプレートの上に置けば「揚げずにから揚げ」を実現可能。


調理の様子は以下のムービーから確認できます。

から揚げも揚げられる卓上調理器「ザイグルハンサム」 - YouTube


見た目はやや黄色っぽい仕上がり。


「さすがに、通常のからあげに比べたら味は劣るだろう……」と思いつつ食べたのですが、外側はサクッとしており、中はやわらか。揚げ物をする時は油を準備するのが面倒ですが、ザイグルハンサムなら揚げ油なし、鶏肉自体の脂のみで、いつものから揚げとほとんど変わらない味を楽しめることがわかりました。


連続してプレートを使っていると徐々にプレートに食材がこびりついてきて、煙の原因となりそうだったので、キッチンペーパーなどで軽くこびりつきを拭いておきます。


さらに、ハンバーグも焼けます。


完成したものを食べてみたところ、中までしっかり火は通っているのですが、ミンチ肉を使っているため脂が落ちすぎたのか、少し食感が固い気がしました。今回はスーパーで生肉を成形した「ハンバーグの種」を購入したので、本格的な手作りハンバーグの場合はまた違った仕上がりになるかもしれませんが、食材の相性のよしあしがありそうです。


また、サンマを焼いてみても、ほとんど煙は出ませんでした。

煙を出さない卓上調理器「ザイグルハンサム」でサンマを焼いてみた - YouTube


一度も裏返すことなく、8分間放置して作ったサンマの塩焼きがコレ。ザイグルハンサムの加熱はヒーターからだけではなく、ヒーターから発生した赤外線で温められたプレートによっても行われるので、魚をひっくり返さずに両面焼きが可能になっているとのこと。


中までちゃんと火は通っていました。


このほか、魚・ホタテ・エビ・イカといった海鮮も裏返し不要・火加減の調整なしで放置していれば完成するので、非常に楽ちんです。


ここまで焼いたところで油受け皿を確認してみると、かなり油がたぷたぷしていました。


ザイグルハンサムは税別2万9500円。とにかくお肉を焼くと、そのジューシーさに感動すること間違いなしで、「焼き肉で部屋が煙臭くなる問題」も生じません。プレートを洗ってみたところ、食材のこびりつきはササッと取ることができたので、後片付けも楽ちんでした。

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