女性ファッションの100年の歴史を一挙に振り返るとこうなる
女性ファッションと言っても社会情勢や文化、流行の影響を色濃く受けており、その時代によって流行していたものは全く違います。そんな女性ファッションの1915年から2015年までのトレンドを約2分で振り返るムービーが公開されていて、必見の内容になっています。
100 Years of Fashion in 2 Minutes | MODE - YouTube
下着姿のモデルが登場。
スタッフがモデルに服を着せていきます。
最後に帽子をかぶせて完成。
手にはミニ日傘と巾着っぽい袋。
1915年は、1800年代まで続いていたコルセットがなくなり楽なスタイルが流行したとのこと。インナーは首元までぴっちりと詰まっていますが、ブラウスはソフトで体に楽な形になっています。シックな色味のブラウスとは対照的な羽根付きの帽子がアクセント。
次は先ほど比べてしっかりとメイクが施されます。
手には白い手袋。
これは1925年に流行したスタイルは、 機能的な芸術様式「アール・デコ」の影響を受けており、細長くてローウエストなのが特徴。スカートの丈は足首よりすこし上くらいで、ドレスの柄は1915年より派手になっています。
1930年に世界大恐慌が起こり、保守的な雰囲気で女性らしさが強調されているのが1935年のトレンド。トップスの胸元はバストくらいまで開いており、全体的に淡い色使いです。
帽子は黒で大人っぽく、左胸に付けられた大きな花のコサージュのような装飾がアクセントになっています。
1945年はちょうど終戦の年。ジャケットにポケットが付いた機能的な洋服がトレンドだった様子。
襟付のジャケット。
カバンはボックス型で、スカートは膝丈くらいまで上がってきました。
片足を上げて投げキッス。
パリのオートクチュールが世界のファッションに影響を与えていたのが1950年代。それを体現するかのように1955年は立体的なシルエットになっています。
ゴールドの帽子とストールが派手な印象。
手には鳥かごのようなモノを持っています。
ストールの下はワンショルダーのワンピース。
1955年と打って変わって1965年はツーピースのツイードで華やかで上品な雰囲気。
1960年代は女性の権利を訴えるウーマンリブ活動が世界に広まりだし、多くの国で女性の労働の自由が求められ出した時代です。
1975年はヒッピー文化の影響を色濃く受けたスタイル。デニム生地のつなぎで、少し広がった裾も特徴的。
大きなサングラスに派手なスカーフを頭に巻き付け、大きなフープイヤリングを付けています。
カバンは大きな手提げ型。
1985年はきらびやかで肩が大きく開いたパーティドレスがトレンドだったとのこと。
カバンはクラッチバッグ。
ヘアスプレーで髪を逆立てるようなヘアスタイルです。
花柄のワンピースに黒のタイツを合わせるのが1995年のトレンドだったようです。カバンは革製の小さなリュックサック。
髪はヘアバンドで後ろにまとめ、首には細長いベルト風のチョーカーを付けています。
黒いカーディガンにピンクのキャミソール、そしてブーツカットのジーンズをはいているのが2005年。帽子やヘアバンドといったものを付けずに、ヘアスタイルは自然な感じ。
ジーンズに……
折りたたみ式の携帯電話を持っています。スマートフォンが流行するのはもう少し後。
2015年は、1990年代に流行していたグランジ・ファッションが再びトレンドになる模様。グランジ・ロックから派生したファッションということで、レザージャケットに穴があいたジーンズを着ています。
スマートフォンで自撮りをするのは街角でもよく見る光景になりました。
最後はピースでおしまいです。
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