iPhoneの本体左下に「戻る」ボタンを追加できる保護フィルム「Halo Back」

iOSでは画面左上に「戻る」アイコンが配置されている場合が多く、特に画面が従来から大きくなった「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」だと片手のままアイコンをタップすることが難しい場合があります。そんな場合に役立ちそうなiPhone 6/6 Plus用の保護フィルム「Halo Back」は、画面にフィルムを貼り付けるだけで左下に「戻る」ボタンを追加できるので、片手での操作もぐっと楽になりそうです。

Halo Back: World's First Smart Screen Protector by Haloband Inc. — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/haloband/halo-back-make-your-iphone-perfect

「Halo Back」がどういったものかは、以下のムービーを見れば把握できます。

Halo Back - YouTube


「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の左上に配置された「戻る」ボタンを押そうとするのは手が大きい人でも大変なものです。


Halo BackをiPhone 6/6 Plusに貼り付け、左下のベゼル部分を押すだけで左上の戻るボタンを押したのと同じ操作を行うことができます。


ほとんどのスマートフォンで用いられているタッチ式ディスプレイは「静電容量方式」で動作しており、指とパネルの間の静電容量の変化を利用して操作する仕組みとなっています。Halo Backの表面をタッチすると、5層で構成されたうちの1つの層が静電容量の変化をiPhoneの画面左上に伝え、アイコンをタップしたのと同じ状態を再現する、というわけです。

左上の戻るボタンがなくなるわけではなく、操作方法の選択肢をHalo Backが1つ増やすというわけです。


もちろんHalo Backは保護フィルムの役割も備えており、引っかき傷などからディスプレイを守りつつ、Retinaディスプレイのような触り心地を実現しているとのこと。iPhone 6用のHalo Backの重さは6g、iPhone 6 Plus用のHalo Backは8gとなっています。


iPhoneのディスプレイに「Halo Back」をどのように貼り付けるかは、以下のムービーでチェックできます。

Apply and use a Demo of Halo Back - YouTube


「Halo Back」は現在Kickstarterで出資を募集中です。記事作成時点で「Halo Back」の出資が可能なプランは以下のとおりとなっており、それぞれ「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」のタイプを選択可能。日本への送料は5ドルから25ドル(約600円から約3000円)で、発送予定は2015年8月となっています。

◆早期割引のEarly Birdプラン
42ドル(約5100円)以上：Halo Backが3個
70ドル(約8500円)以上：Halo Backが5個
140ドル(約1万7000円)以上：Halo Backが10個

◆通常プラン
17ドル(約2100円)以上：Halo Backが1個
34ドル(約4100円)以上：Halo Backが2個
50ドル(約6100円)以上：Halo Backが3個
80ドル(約9700円)以上：Halo Backが5個
150ドル(約1万8000円)以上：Halo Backが10個
280ドル(約3万4000円)以上：Halo Backが20個

出資の締め切りは2015年6月13日1時31分までとなっています。

Halo Back: World's First Smart Screen Protector by Haloband Inc. — Kickstarter