永久に水の交換が不要でエコなアクアリウムを楽しめる水槽「EcoQube C」
従来の水生生物飼育設備のアクアリウムでは定期的に水の交換が必要でしたが、永久に水の交換が不要なアクアリウム生活をエンジョイできる水槽「EcoQube C」が登場しました。
EcoQube
http://aquaponicsfilter.com/
EcoQube Cがどのような製品なのかは、以下のムービーから確認できます。
これが「EcoQube C」です。水槽の上にはLEDと小さな植物が設置されています。
水槽のサイズはで約19.8cm×19.8cm×19.8cmで、水は約5.7リットル入ります。机の上の置くとこんな感じ。
従来のアクアリウムのシステムでは、フィルターで取り除けない硝酸塩の濃度を下げるため、定期的に水の交換が必要でした。
しかし、EcoQube Cのシステムでは、水槽上部に植物を設置したことにより、フィルター部分に植物の根が入り込み、その根から植物がフィルターでは取り除けない硝酸塩を栄養として吸収。植物が硝酸塩を摂取することで、水槽内の硝酸濃度を下げることができ、水の交換が不要になるというわけです。
フィルターはスポンジ、バクテリア、根の3層構造。
使い方は、まずEcoQube Cの水槽に水を注ぎます。
電源アダプターをコンセントに。
水の環境が整ったら金魚などを入れて……
楽しめばOK、というシンプルなものです。
現在、EcoQube CはクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中。目標額の15万ドル(約1800万円)に対して、記事作成時点では約2700人から16万ドル(約1900万円)を集めています。
早期割引きのEarly Birdプランは、49ドル(約5800円)の出資でEcoQube Cを1個、78ドル(約9300円)でEcoQube Cを2個、139ドル(約1万6000円)でEcoQube Cを1個とUV殺菌装置をゲット可能。
その他の出資プランは、59ドル(約7000)でEcoQube Cが1個、98ドル(約1万1000円)でEcoQube Cが2個、139ドル(約1万6600円)でEcoQube Cが1個とUV殺菌装置などとなっています。
また、それぞれのプランにPDFファイルのScience project kitが付き、発送は2015年の11月からで、日本への送料はEcoQube C1個で6ドル(約700円)、2個で9ドル(約1000円)です。
EcoQube C- Your Window to Nature by Aqua Design Innovations - Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/kevinzl/ecoqube-c-your-window-to-nature
なお、出資の締め切りは日本時間の2015年5月29日14時までとなっています。
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