デザイン

土に突きさすとトマトやミントが生えてくる鉛筆「Sprout」


小さくなってしまった鉛筆はどうにも使いようがなく捨てるしかありませんが、土に突きさしておくとトマトやミント、バジルなどが生えてくるようにして鉛筆を再利用できるようにしたのが「Sprout」です。

Sprout: a pencil with potential by democratech — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/democratech/sprout-a-pencil-with-a-seed

ムービーは以下から。




鉛筆は短くなってしまうと使いづらく、もったいないと思いつつも捨ててしまうこともしばしば。


そんな短くなった鉛筆に可能性を与えるのが「Sprout」。こちらがデザイナーのMario Bolliniさんです。


短くなった鉛筆を土に挿して……


鉛筆に水をやるだけでOK。水が保護カプセルを溶かし、種を活性化させます。


種は一週間程度で発芽するとのこと。


すくすく育ちます。


わかりやすく図解するとこんな感じで、鉛筆のおしりの部分に植物の種が入っていて、使用後に鉢に植えておくとやがてオフィスや自分の部屋のデスクに花が咲くというわけ。


鉛筆は素朴なデザイン。


「種が入っているよ」と教えてくれています。


種はセージ、トマト、バジル、コリアンダー、ラディッシュなど全部で22種類。


鉛筆のお尻には消しゴムがついていることがよくありますが、「鉛筆についている消しゴムが使いやすかったことなどない」ということで、消しゴムをあえてつけず、鉛筆1本につき植物の種を3つ仕込んでいます。


もちろん短くなる前は通常の鉛筆として使うことができます。


なお、Sproutは現在商品化に向けて出資を募っている最中であり、5ドル(約400円)を出資すればバジルの種が入ったSprout1本、10ドル(約790円)でバジル・トマト・チェリー・マリーゴールドの入ったセットがもらえるなど、出資額によってもらえる商品が変化します。締め切りは現地時間で9月19日です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
排熱を利用してコンピューターからすくすくと草を生やす方法 - GIGAZINE

オフィスの空気をきれいにしてくれる観葉植物の選び方 - GIGAZINE

部屋の空気をきれいにしてくれる観葉植物ベスト5 - GIGAZINE

机の上でガラス張りのコケを簡単に育てることができる「MOSSER」 - GIGAZINE

ガラスに閉じ込められた小さな緑、空き瓶とコケを使った簡単テラリウムの作り方 - GIGAZINE

in デザイン, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.