モバイル

複数のOSを同じモバイル端末で使用するマルチブートの特許をMicrosoftが取得

by Jon Fingas

Microsoftがモバイル端末に複数のOSをインストールする特許を取得しました。複数のOSをその場の状況や使いたい機能によって選択できるようになるため、この技術を応用すれば「AndroidをWindows 10を切り替えられるモバイル端末が可能になるのでは」と話題になっています。

Multi-OS (operating system) boot via mobile device



Microsoft Patents Multi-OS Boot Via Mobile Device - WMPoweruser
http://wmpoweruser.com/microsoft-patents-multi-os-boot-via-mobile-device/

United States Patent(USPTO)で公開された資料によると、Microsoftの技術を使うと「処理能力が高くストレージが大きい、複雑なアプリがたくさん搭載されたOSと、機能が制限されクイックアクセスできるOSとを同じモバイル端末に搭載可能になる」とのこと。


異なるレベルのセキュリティ・機能・アプリケーションを持つ複数のOSを切り替えられるようになるということは、異なるレベルの認証も必要になります。例えば、単純な電話を行うのに認証レベルを上げる必要はありませんが、安全性を重視してVPNに接続する場合は、高いレベルの認証が必要なため、ブート時間が長くなることが考えられます。この時、ブートレベルに関してはさまざまなメカニズムが考え、機能が制限さえるクイックブートを選択している間、フルブートのOSは完全にオフになっているのではなく、バックグラウンドで起動し続けている可能性もああるとのことです。

OSの選択は以下のような構造で行われる様子。


「自分が使う時は全ての機能を使えるようにして、人に渡した時はゲームなど限られた機能しか使えないOSに切り替える」という使い方も可能で、機能制限されているOSのセキュリティレベルを上げることもできるので、子どもにスマートフォンを渡す時などにも便利。またプライベート用のスマートフォンと仕事用のスマートフォンを使い分けている人にとっても重宝しそうです。

2015年3月には、Microsoftが中国のスマートフォンメーカー小米科技(Xiaomi)と提携し、XiaomiのAndroidスマートフォン「Xiaomi」に「Windows 10 for Phone」を上書きするカスタムROMの開発を行っていると報じられました。この流れを鑑みて、「複数のOSを搭載できるということは、Windows 10とAndroidを搭載したスマートフォンが実現するのでは?」と大きな関心が寄せられていますが、この点に関しては「Microsoftの特許はもう少し深い部分についてのもの」と考えられています

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in モバイル,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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