ハードウェア

マウントパーツ次第でネットワークカメラにもアクションカメラにもなるフルHD多機能カメラ「FLIR FX」


かざすだけで温度を測定できる赤外線サーモグラフィ「FLIR i3」の開発元であるフリアーシステムズが開発したワイヤレスフルHDカメラが「FLIR FX」です。マウントやケースを変えることでさまざまなシチュエーションで使用可能となっており、室内や屋外で防犯カメラ代わりに使ったり、ヘルメットや自転車などにマウントしてエクストリームスポーツのお供としてアクションカメラのように使うことも可能な、まさに「一石四鳥」のカメラとなっています。

FLIR FX | FLIR Systems
http://www.flir.com/fx/


FLIR FXがどのような機能を兼ね備えているのかは、以下のムービーを見ると分かります。

FLIR FX: More - YouTube


FLIR FXは1080pのフルHD画質でムービー撮影が可能なモニターカメラ。以下は室内用スタンドを装着した状態で、夜間でも約10メートル先まで撮影することができるナイトビジョン撮影にも対応しています。


室内に置くとこんな感じ。160度のワイドアングルレンズによって室内を余すことなく映すことができます。有線でも撮影可能ですが、無線でもカメラ本体のバッテリーだけで2時間、室内用スタンドの内蔵バッテリーと合わせて計4時間のワイヤレス録画が可能です。


撮影した映像はWi-Fiを通じて専用アプリからストリーミング視聴できるほか、FLIR CLOUDへの保存にも対応。もちろんmicroSDカードに保存することも可能で、使用できる最大容量は64GBのものとなっています。


さらに、撮影した全時間帯の映像を一度に再生できる「RapidRecap」機能や……


撮影をグリッドでコマ割りして、特定部分を何かが通るとスマートフォンに通知できる「SmartZone」機能があり、ただのカメラとしてだけでなくセキュリティ用のネットワークカメラとして使うこともできそうです。


こっちは防水の屋外撮影ケース「Outdoor security housing」を取り付けたFLIR FX。天井などの定位置に設置して電力を供給できるだけでなく、雨が降っても撮影可能で、赤外線照射装置搭載のためナイトビジョンの視認距離を約20mまで強化して撮影できるようになります。


野外でGoProのようなアクションカメラとして使えるようになるのが「Sport camera case」。


風雨に耐えられる全天候型設計で、20mまでの潜水にも対応。ヘルメットなどに取り付けられるマウントも付属しており……


スノーボード中でもフルHD画質で動画を撮影できるわけです。


「Dash camera mount」は自動車の中に設置して、ドライブレコーダーのように使えるようになる専用マウント。


カーソケットから電源を得ることができるのでバッテリーの心配は無用。加速度計を内蔵しており、自動車を運転している時は「30分ループ記録モード」、1.7Gの衝撃を感じると「恒常記録モード」という自動で切り替わる2つのモードが用意されているので、もし事故に巻き込まれても接触の瞬間など重要なデータが消えてしまうことはないとのこと。


なお、撮影した映像の被写体を一度に再生できる「RapidRecap」機能については、以下のムービーで詳しく解説されています。

FLIR FX RapidRecap Intro - YouTube


玄関前をFLIR FXで撮影中。配達の人がやってくる様子などが映っています。


家主が不在だったため、配達人は荷物を玄関前に置いて帰ったのですが、その1時間後に玄関右側のシャッターをいじる不審な人物を激写。


なんとその人物は家の周りを物色した後、誰も居ないことを確認してから置いてあった荷物を持ち去ってしまいました。


スマートフォンのアプリでここまで撮影した動画をRapidRecap機能で編集すると……


動く被写体を同時に表示することが可能となり、被写体はそれぞれ撮影時間付きで表示されました。数時間にわたる映像を一気に確認できるので、手間と時間を短縮できそうな機能となっています。


ちなみに、他のRapidRecap映像については以下のGalleryページで公開されています。

Gallery | FLIR FX


また、以下のムービーを見ると、グリッドで分割した映像の中に特定領域を設けられる「SmartZone」が一体どんな機能なのかがわかります。

FLIR FX: Introduction to SmartZone - YouTube


プールサイドに設置したFLIR FXの映像を、アプリのSmartZoneモードで表示したところ。映像全体にグリッド線が表示されています。


「水の中に何かが入ると通知してほしい」という場合は、プール全体をタッチして塗りつぶせばOK。


例えばボールがプールに入ると、「SmartZone」内の物体を検知してスマートフォンに通知が届くというわけです。


なお、FLIR FXは事前注文を受付中で、FLIR FX本体と室内撮影スタンドがセットになった「WiFi home monitoring camera」が199.99ドル(約2万4000円)、FLIR FX本体と屋外撮影ケースのセット「Outdoor WiFi security camera」が249.99ドル(約3万円)となっており、どちらを購入しても「FLIR CLOUD」を30日間試用することが可能です。また、ケース単体だとOutdoor security housing(屋外撮影ケース)が69.99ドル(約8400円)、Sport camera caseは79.99ドル(約9600円)、Dash camera mountは49.99ドル(約6000円)となっています。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log