MicrosoftがWindows 10の最低システム要件を発表

Microsoftが中国で開催中のハードウェア開発者向け会議WinHEC 2015で、次期Windows OS「Windows 10」のシステム要件を発表しました。

There will be at least 2 "desktop" versions of Windows 10, consumer and Pro by MichaelGillett - Piptell
http://www.piptell.com/Home/Pip/4347

Windows 10をサポートすることになる新しいプロセッサは以下の通り。Qualcommの最新のSnapdragonシリーズやIntel第6世代Coreプロセッサ「Skylake」やAMDの次世代APU「Carrizo」などの名前が挙がっています。

デスクトップPC向けのWindows 10では、最低メモリ容量は64ビット版が2GB、32ビット版が1GB。ストレージ空き容量は64ビット版が20GB以上、32ビット版が16GB以上となっています。なお、「consumerモデルが8インチ以上、Proモデルが7インチ以上」の記載から、Windows 10は少なくとも2種類のモデルがあるようです。

画面サイズ8インチ未満のモバイル端末向けWindows 10の対応はこんな感じ。最低ストレージ容量は4GB。メモリ容量は画面サイズ別に最低容量が定められており、WVGA(800×480)では512MB、WUXGA(1920×1080)では2GB、WQXGA(2560×1600)では3GB、QSZGA(2560×2048)以上では4GBが必要となっています。

システム条件についてはWindows 10テクニカルプレビュー版で発表されていましたが、Windows 10のシステム要件が正式に発表されたのは初めてのこと。Windows 10は、2015年夏に発売される予定です。

なお、Microsoftが発表したプレゼン資料は以下からダウンロードできます。

Minimum System HW Requirements&Compatibirilty for Windows Platforms