目標に向かって前向きに毎日のタスクをこなしていけるようになる手帳「Passion Planner」
やるべきことや目標があっても多忙でつい後回しにしてしまい、そのうち目標自体を忘れてしまう……ということは起こりがち。そんな時に便利なのが、やる気を維持しながら目標を達成できるようにする手帳「Passion Planner」で、Kickstarterで出資を行ったところ商品が届いたので、試しに使ってみたら特に目標を掲げていない人でも予想以上に使える手帳となっていました。
Passion Planner
http://www.passionplanner.com/
これが「Passion Planner」。皮っぽい手触りの黒い手帳です。
手に持つとこのくらいの大きさ。今回到着したのは約21.6cm×14cmの「Passion Planner Compact」です。
iPhone 5と比較するとこんな感じ。
表面にはエンボス加工でロゴマークが入れられています。
横から見ると幅が1cm以上ありました。
手帳の上部には黄緑色のリボンがつけてあり、しおり代わりに使えます。
ペラリと1ページめくってみます。
「もし落とした手帳を見つけたら、ここに連絡してね」ということで、名前やメールアドレス・届けてもらった時のお礼を書けるスペースが用意されていました。
次のページではPassion Plannerが作られた経緯などが説明されています。
さらにペラッとめくると、「情熱ロードマップ」なるものを発見。
「願いごとリスト」という単語が中心にあり、そこから放射線状に「3カ月後」「1年後」「3年後」「生涯」という項目が伸びています。ここにやりたいことやなりたいものを記入していって、目標を決めていくわけです。
その後には年間カレンダーがあり……
月間カレンダーへと続きます。
左上には「今月集中すること」というタイトルの下に「個人的なこと」「仕事」の2種類を書き込めるようになっていました。
チェック項目には「情熱ロードマップを見返してゴールに近づいていることや実行したことを確認する」「今月の目標のために締切りや進め方を右下にメモする」「上記の進め方の進捗が確認できるように週単位カレンダーに書き込む」などが書かれています。
見開きの左下には個人的および仕事上のゴールを優先順位付で書き込めるようになっています。
月間カレンダーをぺらりとめくると……
週単位のカレンダーが続いています。
この左上には「今週の集中すべきこと」を書き込むスペース。
その下には「今週起こったいいこと」
さらにその下には「行動は優先順位を示す」というマハトマ・ガンディーの言葉のように、日替わりで偉人の言葉が書かれています。
見開き左下には優先順位付で個人的および仕事上のやることリストを書き込めるようになっていました。
見開き右下はフリースペース。
そして1ヶ月が終わると、「今月最も印象深かったことは何か?」「最も学びのあったことは何か?」など、その月を振り返るページが現れます。
こんな感じで、月間カレンダーと週単位のカレンダーが繰り返されていき……
半年後には再び情熱ロードマップを書き込むスペースが用意されていました。ここで自分の目標ややりたいことを再認識するわけです。
そして残り半年、月間カレンダーと週単位のカレンダーを繰り返すと……
最後に、1年を振り返るページが現れます。過去の書き込みを見つつ、「年始の自分にアドバイスするなら何と言うか?」「年始と年末で自分が変わった点は何か?」「今年、特に素晴らしかった人や出来事は?」といった質問に答えていきます。
最後は白紙のページと……
方眼紙のページが続いて終了。
裏表紙の内側にはポケットがついているので、メモなどを挟めるようになっていました。
ということで、実際に使ってみます。まずは情熱ロードマップの作成から。時間を5分と決めてタイマーをセットし、「もし何でも得ることができて何にでもなれるとしたらどうしたいか?」ということを「3カ月後」「1年後」「3年後」「生涯」の4つのパートに分けて自由に書き込んでいきます。この時、書き込む内容は非現実的でもOK。
とにかく制限時間内にぐわ~っと書き込んだら……
次は1分以内に「各パートの願い事の中で最も自分の人生にポジティブな影響を及ぼすもの」に丸をつけます。情熱ロードマップはこれで作成完了。
続いて情熱プランを作成。「今の自分の人生にポジティブな影響を及ぼしそうなこと」を目標として掲げて、そのために何をすればいいかを5分以内に書き込んでいきます。特に思い浮かばなければ情熱ロードマップの「3カ月後」のところで丸をつけた項目を書き込めばOK。
情熱プランに書き込んだ「何をすればいいか」という項目に、締切をつけていきます。
さらに優先順位をつければ情熱プランは作成完了。
……と、ここで、週単位のカレンダーや月間カレンダーに、先ほどつけた締切を転記していきます。
そして書き込んだ締切ややるべきことに基づいて1日の計画を立てていきましょう。
なお、1日の予定が立てられるのは6時から23時まで。「それ以外の時間はちゃんと寝ましょう」ということで予定が立てられないようになっています。
「今週集中すべきこと」や「今週あったいいこと」などを書き込みます。今週あったいいことなどは、思い返して何度でも楽しくなれるので、手帳を見る度に気持ちが明るくなりそうです。
仕事や私生活のやることリストを記入して……
情熱プランで決めた締め切りと、やることリストに基づいた予定を立てれば完成。
色ペンを使って書き込んでも……
しっかりした紙のため、裏側には全く透けませんでした。
特に目標を掲げていなかったのですが、Passion Plannerを実際に使ってみたところ、「やりたいことを考える」「具体的な内容を書き込む」「内容を確認する」「やったことを振り返る」というのを起点にしてどんどん楽しいイメージが広がっていき、やるべきことがハッキリしてくる感じでした。目標を抱いている人にとって時間単位・週単位・月単位・年単位でスケジュールを確認したり、目標を何度も再認識できるツールになっているのはもちろんのこと、特に目標を抱いていない人でも、自分のやるべきことをハッキリさせるのによさそうです。
なお、約28cm×約21.6cmの「Passion Planner Classic」は30ドル(約3600円)で、約21.6cm×約14cmの「Passion Planner Compact」は25ドル(約3000円)となっています。
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