ペン先の透明ディスクでイラスト描画にも使える正確性を実現したスタイラス「Jot Pro」「Jot Mini」を使ってみた
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/top_m.jpg)
ボールポイントと透明ディスクで高精度な筆記・描画を可能にし、ペン先のダンパー機能で画面と接触した時の衝撃を和らげ、静かで流れるような書き心地を実現したのがAdonitの進化したスタイラスペン「Jot Pro」「Jot Mini」です。これまで1.9mmのペン先を実現したタッチペン「Jot Script」や「Jot Touch with Pixelpoint」を使ってきて「あと一歩の正確性があれば」と感じていたので、「Jot Mini」「Jot Pro」の使い心地はどんなものか、確かめてみました。
Adonit、進化したスタイラスペン「Jot Pro」「Jot Mini」新モデルをリリース|Adonit Co., Ltd.のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000009199.html
Adonitから届けられた袋はこんな感じ。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640130_m.jpg)
袋を開けるとAdonitのステッカーなどに混じって「Jot Pro」「Jot Mini」が入っていました。
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それぞれのパッケージがこれ。左側の「Jot Pro」の方が「Jot Mini」よりも一回り大きいです。
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開封。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640138_m.jpg)
左側がJot Proで、右側がJot Mini。いずれもブラックとシルバーの2色展開ですが、届けられたのはシルバーのJot ProとブラックのJot Miniでした。サイズはJot Proが123×9.5×9.5mmで、Jot Miniが98.7×8.5×8.5mmとなっており、重さは21gと13g。
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市販のボールペンと比べてみたところ、Jot MiniだけでなくJot Proもキャップをした状態だと一回り小さいサイズとなっていました。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640143_m.jpg)
キャップはスクリュータイプ。
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外したキャップはペンの後ろ側にはめられるようになっていました。
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手に持ってみるとこんな感じ。キャップをペンの後ろにつけた状態だと市販のボールペンと同じくらいのサイズになります。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640148_m.jpg)
Jot ProとJot Miniの最大の特徴はこのペン先で、ボール状のパーツに透明ディスクが取り付けられている仕組み。
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ペンの角度を変えてもディスクは画面とぴったりくっついているので、ペン先とディスプレイ上の線にズレが生まれないようになっているわけです。
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Jot Miniは女性の手のひらにもすっぽり入ってしまうくらいのサイズ。
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手に持ってみると以下のような感じです。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640154_m.jpg)
Jot ProとJot Miniのいずれも本体にスリットが入っているので……
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本物のペンのように、胸ポケットに差し込んで携帯可能。ビジネスシーンでも違和感なく使えるようになっています。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640180_m.jpg)
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640182_m.jpg)
ということで、実際にJot Proを使ってみました。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640161_m.jpg)
Jot Proの書き味は以下のムービーから確認可能です。
イラスト描画にも使える正確性の「Jot Pro」 - YouTube
![](https://img.youtube.com/vi/3ev7zkl9lwA/maxresdefault.jpg)
またJot MiniでiPhoneを操作している様子は以下から。
進化したスタイラスペン「Jot Mini」でiPhoneを操作してみた - YouTube
![](https://img.youtube.com/vi/HuCi6oU3nuQ/maxresdefault.jpg)
文字などを書く時は画面にディスクをペタっとくっつけます。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640162_m.jpg)
持ち方が悪く角度が傾き過ぎていると、ディスクが邪魔してペン先と画面が離れてしまうので、ものが書けなくなってしまいます。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640164_m.jpg)
実際に使ってみたところ、書き心地はものすごくスムーズ。ムービーからも分かるように、素早く線を引いた時の遅れはほとんどありません。また、これまでのスタイラスは持ち方に失敗するとペン先と画面上の線が離れてしまい、思い通りに線を引けないことがありましたが、Jot Proの場合は角度をつけすぎるとディスクと画面が離れてしまうため「そもそも線が引けない」という形になっており、「狙い通りに線が引けない」ということはほぼ皆無でした。ビジネスシーンでスタイラスを使う人のみではなく、タブレットで絵を描きたい人にとっても十分に使える正確さです。画面とペン先が触れた時のカチカチという衝撃がほとんどないのもグッド。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640166_m.jpg)
Jot MiniもJot Proと同じくスムーズな書き味です。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640169_m.jpg)
写真に写る物の輪郭をなぞると「線がどのくらい思い通りに引けるのか」ということは一目で分かるのですが、Jot Mini・Jot Proともに何の苦労もなく楽々と輪郭をなぞれました。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640173_m.jpg)
ただJot Miniで絵を描こうとすると少し反応が悪くなる時も。
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これはペンの感度が悪いというよりも、長さ・細さというデザイン上の問題。手のひらが画面に触れないようにペンを持とうとすると、ある程度ペン先から持ち手までの距離が必要なのですが、そうするとペン自体の長さが足りず、安定がなくなってしまうため。ペン自体が細めなのもやや不安定さを感じました。慣れれば気にならなくなる可能性もありますが、ガッツリ絵を描きたいという人であればJot Proがオススメで、普段使いで十分だという人であればコンパクトさを考えてもJot Miniを選ぶのがよさそうです。
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/P2640178_m.jpg)
なお、Jot ProはAmazonで税込み3280円、Jot Miniは税込2480円で購入可能です。
Amazon.co.jp: 【日本正規代理店品】 Adonit Jot Pro 2.0 ブラック ADJP3B: 家電・カメラ
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/02.png)
Amazon.co.jp: 【日本正規代理店品】 Adonit Jot Mini 2.0 ブラック ADJM2B: 家電・カメラ
![](https://i.gzn.jp/img/2015/02/04/jot-pro-mini-review/01.png)
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