4段階変形するメカニック感満載スマホゲームコントローラー「Mad Catz L.Y.N.X. 9」

タッチパネルで操作するスマートフォンやタブレットのゲームは、「バーチャルスティックが使いづらい」「指でキャラクターが隠れて見えない！」という不満が出てしまうため、アプリのゲーム環境を快適にするゲームコントローラーはいろいろなタイプが販売されています。そんなゲームコントローラーのメーカーMad Catzが、まさかの4段階に変形してスマートフォンとタブレットで使用可能なメカニック過ぎるゲームコントローラー「L.Y.N.X. 9」をCES 2015で発表しました。

Mad Catz L.Y.N.X. 9 Mobile Controller
http://store.madcatz.com/Mad-Catz-L-Y-N-X-9-Mobile-Controller-for-Android-Smartphones-Tablets-PC.html

「L.Y.N.X. 9」が一体どのように変形して使えるコントローラーなのかは、VergeがCES会場で実機をレビューしているムービーが分かりやすいです。

Hands-on with Mad Catz LYNX 9 — CES 2015 - YouTube


手で持ったところ。形やデザインは異なりますが、操作キー・アナログスティック・ボタンの配置などはPlayStation 4などのコントローラーに似ています。

後ろ側にはR1・R2・L1・L2ボタン。スマートフォンはネジ留めクリップでしっかりと固定できるようです。

ハサミのような形状のグリップ部分は内側のパーツを取り外すことが可能。

すると内側が広くなり、付属のキーボードを取り付けてプレイしながらのチャットも簡単に。

「L.Y.N.X. 9」にスマートフォンを取り付けてレース系のゲームを操作しているところ。ジョイスティックのためスマートフォンより操作しやすそうです。

さらに変形すると、タブレットに取り付けることも可能。独りでに歩いてきそうなフォルムになりました。

タブレットの両端にコントローラーが分かれているので、タブレット本体の重量でゆらゆら揺れてしまうことはなさそう。

持ち運びの時はこんなにコンパクトになります。

組み替えて変形させているだけでも楽しそうなコントローラーとなっていました。

さらに詳細スペックやCG画像は以下の「L.Y.N.X. 9」の商品ページにあります。

Mad Catz L.Y.N.X. 9 Mobile Controller
http://store.madcatz.com/Mad-Catz-L-Y-N-X-9-Mobile-Controller-for-Android-Smartphones-Tablets-PC.html

まずは折りたたみモード。

開くとスマートフォンモードに変形。

さらにキーボードモードになり……

最終形態のタブレットモードに到達。

コントローラー本体(マイク内蔵)/グリップパーツ×2/QWERTYキーボード/デバイスマウントを組み替えるわけです。

「L.Y.N.X. 9」はAndroid 4.0以降のバージョンで使用可能で、Bluetoothで接続します。フル充電時から30時間動作可能で、カラーはホワイト/ブラック/レッドの3色で持ち運び用ケース付き。別売りの「PlayBig & Charge Pack for Android」を併用すれば、スマートフォンやタブレットの画面をディスプレイにミラーリングして「L.Y.N.X. 9」で操作することも可能です。日本への発送はまだ未対応ですが、価格は299.99ドル(約3万5000円)となっています。