世界最小・最薄を目指したダンボー版「薄い財布」と「小さい財布」はカワイイだけじゃなかった
ロボットになったり、モバイルバッテリーになったりしているダンボーが、今度は財布になって登場しました。2つ折りにしても薄さわずか13mmでポケットにするりと入ってしまう「薄い財布 abrAsus ダンボーVer.」と、ほぼカードサイズなのに機能的な「小さい財布 abrAsus ダンボーVer.」は、「世界一薄い2つ折り財布」と「世界最小の3つ折り財布」を目指したとのことで、2013年グッドデザイン賞も受賞した財布がどんな感じなのか、実物をじっくり見てみました。
ダンボーとコラボした薄い財布abrAsus(アブラサス)
http://superclassic.jp/?pid=61201
ダンボーとコラボした小さい財布abrAsus(アブラサス)
http://superclassic.jp/?pid=61202
ダンボー版の「薄い財布」「小さい財布」は以下のようなボックスに入った状態で届けられました。
パカリ。
まずは「薄い財布」から見ていきます。「このダンボー、やや顎が長い?」と思いきや、右側に硬貨投入口がついており、本体の胸までがサイフになっていることが分かります。
裏面はこんな感じ。素材に使われているヌメ革は、サラっとした滑らかな触り心地です。自然の風合いを大切にしており、使えば使うほど表情を変えていくとのこと。
縫製もダンボー本体と同系色で行われています。
横からみるとペタンコ。コインとカードが重ならないデザインになっており、お金を入れない状態だと薄さ7mm、お金を入れても13mmほどとのこと。既存の2つ折り革財布は10~20枚の革が重なっているところ、「薄い財布abrAsus ダンボーVer.」は重なる革の枚数を5枚にまで削減。革自体を薄くしてしまうと強度が足りなくなるのですが、「薄い財布」は革自体の薄さはそのままに、特殊な構造を開発することで薄さを実現したというわけです。
硬貨投入口はエンボス加工で箔押ししてあり、光を受けてキラッと光ります。
サイズは縦9.8cm×横9.5cm。
パカリとサイフを開くとこんな感じ。
実際にお金を入れてみました。お札はヌメ革をクリップ代わりにして収納できるようになっているのですが、カードケースがクリップと同じ形で切り抜かれており、革が重なってサイフが分厚くなってしまうのを防ぎます。
サイフの内側は濃いブラウン。クリップをペラッとめくると「ちょっとしたポケット」がついており、鍵・いざという時の1万円札・お守りなどを入れられるようになっていました。ポケットからチラッと顔が見えてもかわいいです。
カードはこんな感じで入ります。切り込みがカードケース入口だけでなく底部にもついているので、下から押し上げる形でカードを取り出せるようになっており便利。また、一般的なサイフのカード入れには入らない名刺も、ダンボーの「薄い財布」なら入るようになっているので、いざという時に備えることができます。
そして、硬貨投入口のついていた部分のボタンをパカッとはずすと……
コインケースになっていました。細長い形のコインケースですが、500円玉1枚+100円玉4枚+50円玉1枚+10円玉4枚+5円玉1枚+1円玉4枚の全部で999円入る設計です。
コインを入れた状態でボタンを留めてみました。1番膨らみの大きな部分ではなくて、膨らみのない端2箇所にボタンを設置することで、余計な分厚さをプラスしないような設計になっているのが分かります。
お金を入れた状態で編集部員の持っているサイフと比べてみました。「コインケースとカードケースが重ならない」「お札クリップとカードケースの切れ込みが重なるようになっている」など、細かな工夫の積み重ねでしっかりと実用性を持たせつつもスリムなサイフに仕上がっているわけです。
スルッとポケットに入ってしまう薄さなので、「身軽に出かけたい!」という時でも必要なものをダンボーに入れて携帯することが可能になっていました。
続いて「小さい財布 abrAsus ダンボーVer.」
大きさは9cm×6cm。クレジットカードの大きさが8.6cm×5.4cmなので、ほぼカードサイズです。
裏面はこんな感じ。
手の平に載せてみた様子がコレ。
女性の手でも握り込めるサイズになっていました。
横から見た様子。
ボタンを外して中を見てみます。
真ん中の仕切り部分には銀の箔押しで硬貨投入口がついており……
見てみると、ここがコインケースになっていました。
ということで、実際にお金を入れてみました。
カードは全部で5枚収納可能。カードはかなりしっかりケースにフィットするのですが、これも底部からカードを押し上げられるタイプなので、出し入れが簡単。
コインは約20枚収納でき、「薄い財布」よりもたくさん入ります。ホックを外すとワンアクションでアクセスできるので、取り出しやすいです。
お札は折らずにそのまま収納できる仕組み。
お金を入れたままの状態でくるくるっと折りたたんでみたものを、通常のサイフと比べるとこんな感じ。薄さはそこまで変わりませんが、コンパクトさは圧倒的です。
お札を入れた状態でダンボーの顔を外から見ると、ちょっと眠そうでした。
こちらもポケットに入れてもまだポケットに余裕があるサイズ。
ということで、ただダンボーがかわいいだけではなく、細かいところまで作り込むことによって手触り・風合い・機能性・コンパクトさを実現しており、手ぶらで出かけたいけれどポケットをもっこりさせたくない人にとってはかなり便利そうです。なお、薄い財布 abrAsus ダンボーVer.は税込1万6200円、小さい財布 abrAsus ダンボーVer.は税込1万3950円での販売となっています。
ダンボーとコラボした薄い財布abrAsus(アブラサス)
http://superclassic.jp/?pid=61201
小さい財布 abrAsus ダンボーVer.
http://superclassic.jp/?pid=61202
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