フィラメントの輝きと機能美を堪能できるデザインLED電球「Siphon」レビュー
「ダサいLEDは終わりにしよう!」という刺激的なキャッチフレーズでLED電球市場に新風をもたらし得る、白熱電球のフィラメントの美しさまで再現したデザイン性重視のLED電球が「Siphon(サイフォン)」です。
LED電球「Siphon」(サイフォン) Makuakeにて先行予約販売開始 ビートソニック
http://www.beatsonic.co.jp/siphon/
Siphonのサンプル品を発売前に借りることができました。
Siphonは形の違う「エジソン」「シャンデリア」「ボール」の3種類があるとのこと。これは19世紀から20世紀初頭に作られていたようなレトロな風合いを持たせたデザインの「エジソン」。透明のガラスには薄くゴールドの塗装が施されています。
口金は白熱電球で最も一般的なE26型タイプ。
フィラメントの先端は、ぷっくりと膨らんでいます。
圧倒的な存在感を示しているのがオレンジ色のLED発光部。
細長い形状にしたことで、フィラメントの輝きを再現できたとのこと。
電極から出る2本のワイヤーがLED発光部につながっています。Siphonはガラス全体で放熱できるため、一般的なLED電球の見た目を損ねがちな放熱用ヒートシンクをなくすことに成功しています。
重さは白熱電球と同じくらい軽量。LED電球はヒートシンクがあるため重いことが多いのに対して、ヒートシンクレスのSiphonは比較的軽いのが印象的です。
さっそく天井部に取り付けてみました。
スイッチを入れると電球としては十分な輝度でありながら、柔らかな光で辺りを照らしました。
8本のLED発光部がワイヤーをうっすら浮かび上がらせる様はどこかノスタルジック。
カメラの感度を変えて撮影すると、フィラメントを模したLED発光部のシマシマ具合がよく分かります。
よく見るとSiphonに照らされた天井と壁にはフィラメントLEDの形にうっすら広がる陰。陰影すら楽しめるSiphonは、落ち着いたカフェなどにピッタリと合いそう。
白熱電球のフィラメントを再現したLED電球「Siphon」は、愛知県に本社を構える株式会社ビートソニックが開発したLED電球で全部で3種類。
「エジソン」は色温度2200K、全光束400lm(白熱電球40W相当)、定格消費電力が6.0W、定格寿命が1万5000~2万時間で予価は4500円。
口金サイズE17の「シャンデリア」は色温度2200K、全光束280lm(白熱電球25W相当)、定格消費電力が4.0W、定格寿命が1万5000~2万時間で予価2500円。
ボール状デザインの「ボール」はE26口金で色温度2200K、全光束400lm(白熱電球40W相当)、定格消費電力が6.0W、定格寿命が1万5000~2万時間で予価5500円。
Siphonは現在、量産化に向けてクラウドファンディングサイトMakuake(マクアケ)で目標金額を150万円に設定して出資を募集中。Siphonプロジェクトでは、出資特典(先行予約特典)として、シャンデリア1個を2000円(税別)、ボール1個を4500円(税別)、エジソン1個を4000円(税別)でゲット可能。なお、記事作成時点では100個限定のエジソン1個2500円(税別)の枠には空きがあります。
また、ボール3個セット・シャンデリア6個セット・エジソン4個セットをいずれも1万円(税別)でゲットでき……
さらに「法人orグループ購入向け」としてエジソン20個セット・ボール15個セット・シャンデリア35個セットをいずれも4万5000円(税別)でゲットでき、商品は2015年1月中に発送される予定です。
ダサいLEDは終わりにしよう!フィラメントをLEDで再現、美しい電球を広めたい | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)
https://www.makuake.com/project/siphon/
Siphonプロジェクトへの出資期限は2014年11月28日18時までとなっています。
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