豆がどうやって「オナラ」として排泄されるのかをアニメで解説
By Per Olesen
食物の消化に伴って人間の体内から排出される臭気性のガスは「屁」と呼ばれ、1日に20回以上放出されることもあります。公衆の場で放出しないことがマナーですが、時に懲戒免職の原因にもなり得るため、できるならあまり出ないでほしいもの。そこでなぜ「食べ物を食べると体内でガスが発生するのか?」ということがわかるアニメーションが、プロテインが筋肉になるアニメを作成したMen's Healthによって公開されています。
Men's Health // How a Bean Becomes a Fart on Vimeo
かわいらしい豆粒たちが缶から飛び出してきました。
並んでピョンピョン跳ねた先で、待ち構えていた歯がスパスパとカット。
かみ砕かれた豆の破片は、黒いキャラクターの酵素によってさらに細かく分解され、黒い筒の食道に投下されました。
黒い筒を出てくる頃には豆はどろどろになっており……
炭水化物(CARBS)、タンパク質(PROTEINS)、脂質(FAT)として胃の中に運ばれます。バターナイフを持っているのは胃液に含まれる消化酵素のペプシンで、さらに胃の中の豆を細かく分解しています。
さらに下に落ちると、帽子をかぶった別の消化酵素を発見。
落ちてきた豆に向かって「散らばれ!」と命令すると……
爆発するようにさらに細かくバラバラになりました。これが消化の仕組みです。
消化された細かい豆の破片は血管に乗って運ばれていきます。
これで全て完了、と思ったら、さらに上からダイヤモンドのような形をしたオリゴ糖が降りてきました。消化酵素はオリゴ糖を消化できないため、困り顔になってしまいます。
すると大腸が伸びてきて、掃除機のようにオリゴ糖を持って行ってしまいます。
集められたオリゴ糖は発酵を開始し、オリゴ糖が短鎖脂肪酸に変化することで、エネルギーがタンクに蓄積されていきます。
発酵の副産物として、オリゴ糖の回りに出ているのはガス。謎の管が伸びてきてこれを片っ端から吸っていき……
「プー!」とラッパの先から出てしまいました。これが公共の場であれば大変なことになってしまうわけですが、「毎日のエネルギーを作り出すためだから!」と伝えてみれば、許してもらえるかもしれません。
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