ストリートビューで話し声や音楽など周囲の音が聞こえる「Sounds of Street View」


Googleマップの機能の一部であるストリートビューを見れば、行ったことがない場所でもあちこち見回ることができますが、さらにストリートビューで立っている位置から人々が話し合う声・鳥のさえずり・バンドの演奏といった現地の環境音が聞こえるのが「Sounds of Street View」です。距離や方角に応じて360度の方向から強弱をつけて再生されるため、本当に現地に居るような気分が味わえるサービスになっています。

Sounds of Street View by Amplifon
http://www.amplifon.co.uk/sounds-of-street-view/index.html


Sounds of Street Viewのサンプルを体験するには「Exprience the tour」をクリック。Sounds of Street Viewを使う時はヘッドホンの着用が推奨されています。


すると、フランスのPlace du Palaisのストリートビューが起動しました。


広場を進んでみると、人のいる左方向からは雑談する声、建物の右方向からは鐘の音が聞こえており、移動すると声や音が遠ざかっていきます。


鐘の音の方角へ進んでみると、全体的に大きく「ゴーン、ゴーン」と鳴り響くようになり、本当にこの広場を散歩しているような気分になれます。


広場の真ん中に行くと人々が笑い合う声が聞こえました。


サンプルは全部で3種類用意されているので、次は画面下側の「Hapuna Beach」アイコンをクリック。


するとハワイのハプナビーチのストリートビューが起動。


かすかに「カシャ……カシャ……」と聞こえる方向へ進んでいくと、カメラを構える男性を発見。どこに行っても立体的な聞こえ方で、とてもリアリティがあります。


ボールを持つ女性の近くにやってくると、「ボン!ボン!」とビーチバレーのボールを叩くような音が鳴っていました。


さらに3つめの「Balboa Park」に移動。にぎやかな公園で、噴水の音や人の話し合う声や鳥の鳴き声、遠くからは管楽器の演奏が聞こえます。


音楽の鳴る方向へ行ってみると、演奏隊を発見。ストリートビューで知らない街を見回るだけでも旅行気分を味わうことができますが、Sounds of Street Viewによって、静止画だけではわからないにぎやかな雰囲気までつかむことができるようになっています。


Sounds of Street Viewは一体どのような仕組みなのか?ということがわかるムービーは以下から見ることができます。

Amplifon – Sounds of Street View on Vimeo


先ほどサンプルで訪れたアメリカのボルボアパーク。噴水側と木の下にそれぞれ青い玉が浮いており、この玉とユーザーの方向や距離に応じて3Dで環境音を再現しています。


これはストリートビューとWeb Audio APIを組み合わせて作っているとのこと。


ユーザーの向いている方角・視点から周囲に配置している音源の右耳と左耳に聞こえ方を正確に再現する仕組みになっています。


なお、Sounds of Street Viewが配置されていない場所ではストリートビューで音を聞くことはできませんが、以下のページから好きな場所にサウンドを配置するためのキットが開発者向けに公開されています。

Amplifon - Sounds of Street View
http://www.amplifon.co.uk/sounds-of-street-view/how-and-create/index.html

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