パリのど真ん中にあるヨーロッパ初の漫画喫茶「うらばす」とは?
海外ではマンガが自由に読めてくつろげるスペース「漫画喫茶」をあまり見ることはありませんが、フランス・パリの市街地にはヨーロッパ初の漫画喫茶「うらばす」があるとのこと。フランス取材中にインターネットが必要な状況だったため、一体どんな漫画喫茶になっているのか実際に行って確かめてきました。
ヨーロッパ初のマンガ喫茶∞うらばす∞
http://www.urabass.com/
15 rue d'Argenteuil 75001 Paris, France
うらばすはメトロ最寄り駅のPyramides(ピラミッド)駅から徒歩1分、ルーブル美術館から3分のところにあります。駅から向かうとジュンク堂がある通りに入ればOK。この通りにはクロネコヤマトやH.I.Sなど日系企業が集まっています。
お店に到着。目立つ看板は出ていませんが、日本語で「荷物預かり」と書かれたポスターや……
店名が印刷された紙が貼られています。うっかりしていると気付かずに通り過ぎてしまうこともあるので注意が必要。
入店してレジで「漫画喫茶を使いたいのですが……」と伝えます。
1階はこんな感じで、レンタルDVDも行っているので映画を借りて帰るだけの利用も可能なようです。
冷たい飲み物も販売中。
冷蔵庫の右側には漫画喫茶の利用者用PCが2つ置いてあります。店員さんに言えばスマートフォンやタブレットなどのWi-Fi接続も可能であり、このスペースを使えるだけでも慣れない旅行先では強力なお店なのですが……
地下に降りてみると、まるで日本のような錯覚を覚えるほどの漫画喫茶感で、好きなだけ漫画を読むことも可能。
最新のヤングジャンプなどの週刊誌もそろっています。
置いてあるマンガはARMS・ベルセルク・新宿スワンや……
ドラゴンボール・バガボンド・スラムダンク・ハンター×ハンターなど、1500冊以上の品揃えとのこと。
少女漫画も大量にありました。フランス人女性に人気の「801(YAOI)」本があったかどうかは定かではありません。
マンガを読む席は深く腰掛けられるオープン席や……
ゆったり座れるソファ席もあります。
和室も完備で、ここではマッサージチェアに座りながらPCを利用も可能。
地下にも別途PCルームがあります。ここでSkypeなどの通話もOKとのこと。
飲料コーナーはこんな感じ。
デロンギのコーヒーマシンのコーヒーやティーバッグの紅茶は飲み放題。
トイレがフランスでは珍しいウォシュレットだったのは少し感動しました。
なお、うらばすの漫画喫茶利用料金は30分で4ユーロ(約550円)、1時間が6ユーロ(約820円)、2時間で10.5ユーロ(約1400円)といった感じで、10分ごとに料金がかかるシステム。
漫画喫茶以外にも、荷物預かりサービスの料金が手荷物は6ユーロ(約820円)、スーツケースが10ユーロ(約1370円)となっており、PC修理・観光案内・インターネット開通代行などさまざまなサービスを行っています。パリへ旅行した時に覚えておくとかなり便利な場所となっており、長期滞在者にとっても重宝するお店となっていました。
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