極厚パンケーキを町屋作りで風情あふれる「雪ノ下」京都本店へ食べに行ってきました
雪ノ下は東京・大阪・福岡・静岡などにあるパンケーキやかき氷が食べられるお店です。雪ノ下の大阪工房は中南米の安ホテルのバーを意識した店舗で内装が少し変わっていますが、京都店は町屋作りの店舗とのこと。今年2月にオープンした町屋作りの店舗の中で食事をするべく、京都本店に行ってきました。
雪ノ下京都本店~パンケーキ、かき氷の名店が京都にある。
http://yukinositakyoto.net/
町屋作り……というよりは1階が車庫になっており、民家っぽい雪ノ下京都本店に到着。
2階から通りが見下ろせる作りになっています。
階段を上がり2階へ。
入店する際は、スリッパに履き替える必要があります。
店内は平日の16時台に関わらず賑わっていました。
窓際の席はあまり人がいなかったので、窓際の席を選ぶことに。
ブランケットを貸し出しており、夏はともかく寒い日にはありがたい気遣い。
席に座ってメニューを選びます。
かき氷は季節限定の「大美伊豆牧場牛乳とバレンシアオレンジ氷(税込800円)」
「森半のグリーンティー牧場牛乳割(税込550円)」は食事とセットで200円引きです。
パンケーキは「森半の抹茶の緑国産純生クリームと粒あんで(税込800円)」をチョイス。厚いパンケーキなので30分ほど焼き時間がかかるようです。
待つこと15分ほどで「大美伊豆牧場牛乳とバレンシアオレンジ氷」が到着。
器の下の部分もオシャレなデザイン。
バレンシアオレンジはジュレなどが使われており、ゼリーっぽい感じ。
バレンシアオレンジのソースもとろりと垂れています。
牛乳が染みこんだかき氷はかなりきめ細やか。
まずはバレンシアオレンジを食べてみると、酸味が強くなく素材を生かした爽やかな味でえぐみもなく、プルプルとした食感のジュレも良く合っていました。ミルクとオレンジを合わせることはあまりありませんが、相性も悪くない感じ。氷の食感はシャリシャリしており、粒が細かいので口の中ですぐに溶けます。
食べ進むと、中から練乳が出現。
練乳というと甘味も乳脂肪分も強くコッテリした味ですが、雪ノ下らしく素材を生かしたさっぱりとした味で牛乳の味が楽しめるつくり。こういう練乳はかなり珍しいタイプといえそうです。
続いて「森半のグリーンティー 牧場牛乳割」が到着。メニュー写真とは違い縦に長いグラスで提供されました。
抹茶の緑と牛乳が少し分離しています。
飲んでみると、ミルクの優しい甘味や抹茶の苦味が良く感じられ、素材をいかすために砂糖の使用がかなり抑えられている様子。氷が2つしか入っておらず、アイスのドリンクにしては温度が高めですが、牛乳の味をしっかり感じられるようにあえてこの状態で提供しているようです。
最後に注文から30分ほどして「森半の抹茶の緑国産純生クリームと粒あんで」が到着。
抹茶を使ったパンケーキをiPhone 5の厚みと比べると、いかに厚焼きなのかが良く分かります。
パンケーキの側面はキレイな緑色。
小豆は一粒一粒が大粒。2種類の豆が使われています。
クリームは不思議な形でトッピングされていました。
抹茶のシロップはかなり濃い緑。
シロップをかけて……
パンケーキをカット。パンケーキはふんわりとしていました。食べてみます。
小豆はやはり甘味が控えめで、素材の味や旨味がしっかりと味わえる作り。ふんわりとした抹茶のパンケーキとの相性も抜群で、和を感じさせる味です。見た目ではわかりませんでしたが、食べてみるとバターの味も強い印象でした。
ほろ苦く旨味がある抹茶のシロップとクリームも抹茶のパンケーキと良く合っています。クリームはさっぱりなのにしっかりコクがある絶妙な味。
雪ノ下京都店は大阪の本店と違い予約不要で入店ができます。土日や繁忙期は混み合いそうなので、午前中の早い時間などに訪れるといいかもしれません。
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