Instagramが6.0にバージョンアップ、編集機能が追加され表現力アップ
簡単な操作で撮影した画像を編集可能で、さらにはFacebookやTwitter、MixiなどのSNSに投稿することもできるスマートフォン向けアプリのInstagramがバージョン6.0になりました。最新のバージョンからは、従来からの多彩なフィルタ効果に加えて、明るさ・コントラスト・色温度などさらに高度な画像編集を行うことができる機能が追加されたということだったので、いろいろと画像をいじってみることにしました。
Introducing New Creative Tools on Instagram - Instagram Blog
http://blog.instagram.com/post/87703266532/new-creative-tools
InstagramはAndroid版とiOS版のアプリが用意されているので、それぞれ下記のリンクからインストールします。すでにゲット済みの人はバージョンアップ通知があるはず。
Instagram - Android Apps on Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.instagram.android&hl=jp
Instagram on the App Store on iTunes
https://itunes.apple.com/jp/app/instagram/id389801252
アプリを起動。追加された編集機能を使うには、画面下部にあるカメラのアイコンをタップします。
まずは1枚写真をパシャリと撮影してみました。なお、端末内に保存されている画像を再編集することも可能となっています。
撮影後の画面では従来どおりに数々のフィルタをかけることができますが、さらに画像の下に表示されているレンチアイコンをタップすることで新しく追加された編集機能を使えるようになります。また、項目名が「編集」の代わりに「フィルタ」に変更されていたり、このバージョンからはフィルタのかかり具合を調整することも可能になっています。
新しく追加された編集項目は「調整」「明るさ」「コントラスト」「温かさ」「彩度」「ハイライト」「影」「ビネット」「チルトシフト」「シャープ」の10種類。以下のサンプル画像では、それぞれの項目でどのように画質が変化するのかを示しています。
◆調整:画像の角度調整とトリミング
◆明るさ:画像全体の明るさを調節
◆コントラスト:コントラスト調整
◆温かさ:スライダーを左に寄せると青色方向(寒色)、右に寄せるとオレンジ色方向(暖色)に変化。
◆彩度:色の強さ・濃度を調節
◆ハイライト:明るい部分の明るさを調節。壁の白さや、コーヒーカップ部分の濃淡が変化しています。
◆影:暗い部分の明るさを調節。シャツの色や、遠くに写っている椅子の周辺の描写の変化に注目。
◆ビネット:写真の周囲・四隅の明るさを調節し、レンズの絞りで生じる効果を再現します。
◆チルトシフト:写真の周囲や上下にボケを与えることでソフトフォーカス感を出したり、写真全体にミニチュア感を与えます。
◆シャープ:輪郭を強調して写真全体にくっきりした印象を与えます。壁の模様や、コーヒーカップの輝き方が変化しています。
効果はたくさん用意されていますが、どれもスライダーを動かすだけという簡単な操作だけとなっており、直感的な編集を行うことが可能となっています。これらの編集機能は従来からのフィルタ機能と併用することも可能なので、さらに表現の幅が広がったといえます。
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