「iOS 8」発表、ユーザーエクスペリエンスが大幅に向上し、さまざまな機能を追加
Appleの開発者向けイベント「WWDC14」で、新しいMac OS X「Yosemite」に続いて、最新版のiOSである「iOS 8」の発表が行われました。
Apple - iOS 8 - Overview
http://www.apple.com/ios/ios8/
Apple - Apple Events - Special Event June 2014
http://www.apple.com/apple-events/june-2014/
またも壇上に現れたティム・クックCEO。
iPod touchは1億台
iPhoneは5億台
昨年、新たにApple製品を使うようになった人の数は1億3000万人。
ドロイドくんの姿が登場
iOS 7の満足度は実に97%
実際、iOS端末ユーザーの89%はiOSを最新の7にアップデートしています。一方、Androidユーザーで最新のKitKat(Android 4.4)を使っているのはわずか9%。
モバイルマルウェア市場はAndroidが99%でほぼ独占している状態
iOS 8登場。
ここからはクレイグ・フェデリギ上級副社長にバトンタッチして、iOS 8のデザインの話。
iOS 8で大きく変わった機能の1つが通知センターです。
例えば、SMSの通知をスワイプすれば、そのままテキスト入力して返信が可能です。
画像を閲覧中でも、通知を処理できます。
通知から直接Facebookに「いいね」することも可能
メールボックスではスワイプ操作で、ゴミ箱に入れるなどメールの処理が可能になりました。
また、メールの内容をそのままカレンダーに追加できます。
なぜか、見たことのない髪型のジョニー・アイブ氏が登場。会場からは笑いが起きていました。
iOS 8の検索機能であるSpotlight。
SpotlightはApp Storeやメッセージなどあらゆるコンテンツから検索してくれます。
QuickType機能でキーボード入力が劇的に向上。
タイピングに優れていたBlackBerry。
QuickTypeは単語予測を強化しました。
間違ったスペルの英単語を入力すると、正しいスペルを表示。
予測機能が向上し、ユーザーは今までにないタイピングを経験できるとのこと。
プライバシー。
SMS
グループメッセージでは、スレッドを作成したり削除することができます。
画像の添付はシンプルな操作で可能。
タップするだけで音声入力もできます。
ムービー送信も楽ちん。
実演で音声入力を試しているところ。
編集画面から直接カメラを起動して、撮影した画像をそのまま添付。無駄な操作がかなりカットされています。
Enterprise
アメリカの企業を総収入に基づいて作成されたランキングのトップ500に入った企業のうち98%はiOSを使用。Appleは残りの2%もとりにいくとのこと。
セキュリティ・生産性・マネージメント
VIPメールスレッドを取得可能
・つづき
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