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無料でJPG、PNG、GIF、SVG画像を圧縮して小さくしてくれる「Compressor」


アカウント登録不要・無料で利用でき、手元にある画像ファイルをブラウザでアップロードするだけで瞬時にファイルサイズを小さくしてくれるサービスが「Compressor.io」です。

Compressor.io - optimize and compress your images and photos
http://compressor.io/


ページを表示させるとまず目に飛び込んでくるのがこのカメレオンの画像。画像の上には白いバーが表示されており、マウスで左右に動かすことで圧縮前と後での画質変化を確認することができます。


画像の下には、圧縮前後のデータ容量の変化と圧縮率が表示されています。


このサイトで対応しているのはJPEG、PNG、GIF、SVGの4形式。圧縮時には、元の画質をキープできる可逆圧縮と、圧縮率重視の非可逆圧縮を選択することが可能となっています。


使い方の説明はこれだけ。あとは「TRY IT!」をクリックして画像データをアップロードするだけで圧縮を開始することができます。


「TRY IT!」をクリックすると、アップロード用の画面が表示されます。


「Choose your compression:」と書かれた下のボタンで、非可逆圧縮(Lossy)と可逆圧縮(Lossless)を選択することが可能。なお、可逆圧縮はJPGとPNGのみ対応となっています。


画像をアップロードするには、データを直接ドラッグ&ドロップするか、「SELECT FILE」をクリックしてエクスプローラからファイルを選択。


エクスプローラから選択してみたのがこの画面。ファイルを選択して「開く」をクリックすると、アップロードが開始されます。


アップロードした子ネコの画像がプレビュー表示されました。圧縮率は元画像の1.95MB(1950KB)から253.86KBと、約87%もの高圧縮率となっています。


処理されたデータは、画像の下にあるリンクをクリックしてPCダウンロードして保存するか、任意のGoogleドライブかDropboxに送ることが可能になっています。


元画像と処理後の画像を並べてみました。当然ながら、パッと見ただけでは全く見分けが付かないレベル。


拡大してみても、ほとんど見分けはつきませんでした。(クリックで拡大表示)


船の画像で試したみたところ、船体と窓の境界線のあたりにブロックノイズが発生しており、色合いが大きく変化する近辺で少しザラつきが見られたものの、実用にはほぼ問題ないレベルといえます。(JPG画像、拡大表示400%、8.3MB→1.9MB 圧縮率約83%)


PNG画像を圧縮してみたところ、3MBのファイルが約1.2MBに圧縮され、約61.2%の圧縮率となっていました。使われている色数が1678万色(24ビット)から256色(8ビット)へ減色処理されているようです。


ネットにさえ接続していれば手軽に画像を圧縮でき、しかも可逆圧縮と非可逆圧縮を選択できるのは場合によっては便利といえるところ。圧縮後の画質も実用上ほとんど問題が見受けられないので、データ容量を減らしてトラフィック量を圧縮したい場合などにも役に立ちそうです。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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