映画「ゼロ・グラビティ」にスーパーヒーローが出現する謎のムービーがあった
第86回アカデミー賞で監督賞・作曲賞・視覚効果賞など7部門を受賞した映画「ゼロ・グラビティ」は日本でも大ヒットを記録し、2014年4月23日にはBlu-ray/DVDが発売予定です。Blu-ray/DVD版のゼロ・グラビティには無重力シーンをどう撮影したかなど合計3時間に及ぶ映像特典が収録されますが、YouTubeではこの特典映像と関係があるのかないのかわからない、スーパーヒーローが登場するゼロ・グラビティの未公開ムービー「Exclusive Alternate Scene (Redefines Entire Movie)」が公開されています。
GRAVITY - Exclusive Alternate Scene (Redefines Entire Movie) - YouTube
未公開シーンは、ゼロ・グラビティの冒頭でスペースデブリがスペースシャトルに激突し、作業中だったライアン・ストーン博士が宇宙空間に放り出されてしまう、というシーンです。
無線からの指示通りベルトを外そうとするライアン博士。
しかしながら、ベルトを外した瞬間ライアン博士は勢いそのままに宇宙空間に放り出されてしまいます。
段々と小さくなっていくライアン博士の姿。
もう終わりかと思われたその瞬間、画面外から青いスーツと赤いマントを身にまとった何かが飛んできます。
段々と近づいてくる謎の飛行物体。そして、聞き覚えのある音楽が流れ始めます。
姿を現したのはスーパーマン。
スーパーマンは宇宙空間に放り出されたライアン博士を見事にキャッチします。
なんたるイケメン。
スーパーマンはライアン博士をそのままスペースシャトルに運んでくれました。
パニック状態に陥っていたライアン博士は何とか落ち着こうと呼吸を整えます。
ライアン博士に向かってニコッと手を振りハッチを閉めるスーパーマン。
他の乗組員にも軽く手を振ってスーパーマンはどこかに帰っていきました。
ライアン博士が宇宙に投げ飛ばされる5分前。
地球では、スーパーマンことクラーク・ケントがフルスイングでボールをかっ飛ばしていました。
ケントが打ったボールは宇宙まで飛んでいきます。
ボールの先にはスペースシャトルを修理中の作業員の姿が……。
案の定ボールは作業員に激突。スペースデブリの正体はスーパーマンがバットで打ち飛ばしたボールでした。
お察しの通り、「Exclusive Alternate Scene (Redefines Entire Movie)」はKrishna Shenoiという名前の男性が「ゼロ・グラビティ」と「スーパーマンIV」を合成して作成したパロディムービー。Shenoiさんいわく「このシーンはワーナー・ブラザースがボツにしたんです」とのことです。
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